資料2

         平成12年度伊方原子力発電所温排水影響調査結果

 伊方原子力発電所温排水影響調査結果の概要

実施主体

愛媛

四国電

実施方法

委託調査(愛媛大学)

四国電力(一部、委託)

調査の目

伊方原子力発電所から排出される冷却用の温排水が周囲の環境に与える影響の有無を調査する。

調査期

平成12年4月から平成13年3月まで

調査項

水質、水温調査 ………… 18測点(1回/月)

流動調査 ………………… 4測点(4月、10月)

拡散調査 ………………… 44測点(4月、10月)

プランクトン調査 ……… 9測点(1回/月)

付着動植物調査 ………… 5測点(4回)

漁業実態調査 …………… 3漁協

(有寿来、町見、瀬戸町)

水質調査 ……………… 31測点(5月、8月、11月、2月)

水温調査 ……………… 112測点(5月、8月、11月、2月)

流動調査 ……………… 20測点(5月、8月、11月、2月)

底質調査 ……………… 41測点(5月、8月、11月、2月)

プランクトン、底生生物、魚卵、潮間帯生物、海藻、藻場、魚類、取り込み影響調査 等  (5月、8月、11月、2月)

調査結

水 質 及 び 水 温

水温          12.6〜23.9℃

pH             7.8〜8.4

COD         ND〜1.98r/ℓ

塩分           32.0〜34.2

透明度          7.5〜17.0m

水温              12.9〜25.5℃

pH                 8.1〜8.3

COD            <0.1〜0.5r/ℓ

塩分               33.3〜34.2

透明度              7.0〜15.0m

塩素量            18.40〜19.00

DO              6.5〜8.5r/ℓ

ヘキサン抽出物質           <0.5r/ℓ

全窒素         0.107〜0.323r/ℓ

全リン         0.004〜0.039r/ℓ

浮遊物質量          <0.5〜3.6r/ℓ

流  動   調  査

流速       0.06〜0.37m/sec

流速           0.02〜0.60m/sec

拡  散  調  査

1℃上昇範囲(最大)

(4月)          0.30ku

10月)          0.03ku

1℃上昇範囲(最大)

(5月)0.04ku     (8月)0.01ku

11月)0.05ku     (2月)0.10ku

底  質  調  査

pH                 7.8〜8.7

強熱減量              2.5〜5.5%

COD             0.9〜4.3r/g乾泥

全硫化物         <0.02〜0.03r/g乾泥

密度            2.66〜2.93g/cm3

有害物質                  異常なし

そ の 他 調 査

・プランクトン

沈殿量    0.28〜4.78mℓ/m3

動物プランクトン乾重量 7.44〜74.85r/m3

植物プランクトン乾重量 4.13〜33.03r/m3

・付着動植物

主要構成種  クロメ、ワカメ、ホンダワラ

平均被度    クロメ(5〜50%)

・漁業実態

有寿来:建網(メバル)、採貝(サザエ)

町 見:底びき網(カレイ、イカ)、採貝(サザエ)

瀬戸町:ごち網(マダイ)、建網(メバル)、一本釣

    (アジ、ハマチ)

・プランクトン

湿重量  149.7〜449.8r/m3

ミクロプランクトン(珪藻、鞭毛藻)

マクロプランクトン(コペポーダ)

底生生 多毛類が優占種

潮間帯生 植物ではホンダワラ、動物ではカメノテ、フジツボが優占

魚卵・稚仔 魚卵ではカタクチイワシ、稚魚ではイカナゴが優占

 クロメが優占種

 ガラモ群クロメ群が主要構成種

 カサゴ、メバルの捕獲が多い

取り込み影 増殖能光合成能への影響は軽微