伊方原子力発電所環境安全管理委員会議事録
 
1 日 時 平成13年7月31日(火)午後1時30分〜午後2時30分
2 場 所 愛媛県庁第一別館11階会議室
3 出席者 委員22名(別紙名簿のとおり)
4 議 題
(1) 平成12年度伊方原子力発電所周辺環境放射線等調査結果について
(2) 平成12年度伊方原子力発電所温排水影響調査結果について
5 報告事項
(1) 伊方原子力発電所異常時通報連絡公表要領の実施状況について
(2) 伊方2号機蒸気発生器取替え工事の状況について
(3) 伊方2号機定期安全レビュー結果について
 
6 審議等の内容(全部公開)
   定刻になり、開会
事務局
それでは矢野副知事からご挨拶申し上げます。
矢野副知事
(挨拶)
事務局
それでは議事に入らせていただきます。進行は矢野会長にお願いいたします。
矢野会長
それでは、議事に入らせていただきます。
はじめに議題1の「平成12年度伊方原子力発電所周辺環境放射線等調査結果」、それと議題2の「温排水影響調査結果」につきまして、一括して事務局から説明をさせます。
事務局
それでは、平成12年度の伊方原子力発電所周辺環境放射線等調査結果につきましてご説明を申し上げます。
(【資料1】により環境政策課長が説明)
つづきまして、平成12年度の温排水影響調査結果につきましてご説明をさせていただきます。
(【資料2】により水産課長が説明)
矢野会長
ただいまの二つの調査結果につきましては技術専門部会でご検討いただいておりますので濱本部会長さんから、ご報告をお願いします。
濱本部会長
それでは、ご報告いたします。本日午前10時半から技術専門部会を開催いたしまして、両調査結果について検討しました結果、過去の調査結果と比較して同じ程度であり特に問題となるものは認められない旨意見をとりまとめましたので、ご報告させていただきます。
矢野会長
ありがとうございました。
両調査結果につきまして、何かご意見、ご質問等はございませんでしょうか。
有吉委員
議題の1に関連して、参考のためにお聞かせ願いたいんですが、昨年度放射線モニタリング強化されましたが、4月来どのような運用状況になっているか、お聞かせ願えればと思います。
事務局(環境政策課長)
ご説明申し上げます。モニタリングを強化したが4月からの運用状況はどうかというご質問でございますが、愛媛県ではご案内のとおり、東海村での臨界事故を踏まえまして、平成12年度事業といたしまして、モニタリングポストを5局増設いたしました。それから伝送式可搬型モニタリングポスト4基の配備等のモニタリングの強化を行いますとともに、インターネット等によりますモニタリングデータ広報機能の強化を行ったところでございます。これらの機器の整備につきましては、平成12年度末ですべて終わっておりまして、モニタリングポストにつきましては本年4月1日から測定を開始しております。また、原子力情報ホームページにつきましても、4月2日から運用を開始しておりまして、モニタリングデータのリアルタイム表示を行っているところでございます。また、その他のいろいろ整備しました測定機器等類につきましてもそれぞれ機器操作の習熟等を行ったうえで、適切な運用を開始しているところでございます。なおこれらの測定結果につきましては、さきほどご説明いたしましたように、県の原子力情報ホームページで公開いたしますとともに、四半期毎に技術専門部会で評価をいただいた後、公表することにしております。
矢野会長
よろしゅうございますか。
他にご質問等ございませんでしょうか。
ご質問もないようですので、議題1、2の両調査結果につきましては、当委員会といたしましては、特に問題となるものは認められない旨の意見をとりまとめまして知事に報告をさせていただきたいと思いますが、ご了承いただけますでしょうか。
各委員
(異議なし)
矢野会長
ありがとうございました。それではそのようにさせていただきます。以上で議題の審議は終了させていただきます。
つづいて事務局等から報告がございます。まずはじめに3月の管理委員会でご審議をいただき、4月から運用を開始しております、伊方原子力発電所異常時通報連絡公表要領の実施状況につきまして事務局から報告をさせます。
事務局(環境政策課長)
(【資料3】により説明)
矢野会長
ただいま説明がありました公表要領の実施状況につきまして、ご意見やご質問等がありましたらよろしくお願いいたします。
得能委員
ただいま実施状況の説明をいただいたのですが、トラブルの発生件数、または、その他の内容等につきましては、昨年と、また今までとどう違っているか説明をお願いしたいと思います。
事務局(環境政策課長)
トラブルの発生件数や発生したトラブルの程度が昨年と比べてどうかという件のご質問でございますが、昨年の4月から6月までの通報連絡件数は15件でございました。本年度は13件で若干少なくなっております。また昨年度に発生したこの15件の事象を公表要領により分類しますと、A区分が1件、B区分が2件、C区分が12件となっておりまして、これは昨年の同時期に小規模の地震の観測や系統ショックによります電気出力の瞬間変動などの通報連絡が多かったためというふうに考えております。県といたしましては、伊方発電所の設備故障を極力減少させるように四国電力に対しましては、ひとつひとつの設備異常について、原因と対策の報告を求めて再発防止対策を徹底させているところでありますが、通報連絡件数の推移についてはもう少し長い時間の推移を見て評価する必要があるのではないかと考えております。
矢野会長
他にご質問はございませんか。
ご質問もないようですので、次に伊方2号機蒸気発生器の取替えについてですが、国の設置変更許可を受けまして、昨年の6月に管理委員会において審議されました後、安全協定に基づき事前了解されたところでございますが、現在工場において、新蒸気発生器の製作等が行われておりますので、四国電力からその状況について報告をお願いします。
四国電力(原子力本部長)
伊方発電所は、現在1、2、3号機とも100パーセント出力で順調に運転しておりまして、この夏場の電力供給の要として大切な役割を果たしてございます。今後とも安全、安定運転に心がけて、努めて参りますのでよろしく御指導のほどをお願いいたします。
それでは資料に基づきまして、伊方2号機蒸気発生器取替え工事につきまして原子力部長の石崎から説明いたします。
(【資料4】により原子力部長が説明)
矢野会長
県におきましても、製作状況の調査が行われておりますので、事務局から報告をさせます。
事務局(環境政策課長)
伊方2号機新蒸気発生器の製作状況につきまして、県の確認結果をご報告いたします。本年1月30日に、技術専門部会の濱本部会長と有吉部会長代行の同行を得まして、環境政策課の職員2名が、新蒸気発生器が製作されております三菱重工業神戸造船所の現地確認調査を実施いたしました。新蒸気発生器につきましては、特に重要な工程であります伝熱管の管板への拡管取付を終了しており、部品の取付と各部の溶接接合を残す状態となっておりましたが、材料、寸法検査等が適切に実施され、異常のないことを書類確認いたしますとともに、寸法検査等について実際に現地で抜き取り再調査を実施し、異常のないこと、そして三菱重工業において異物混入対策、塩化物対策などの品質管理が内規に基づき適切に実施されますとともに材料納入等の関連会社に対する品質監査が適切に実施されていること、四国電力においても、三菱重工業の品質保証計画等の監査を実施し良好な結果であることを確認していることなどを確認し、適切な品質管理に基づき蒸気発生器が製作されていることを確認いたしました。なお9月から開始予定の伊方2号機の定期検査におきまして、取替え工事が実施されますので、県といたしましては、蒸気発生器の搬出、搬入等の放射線管理の状況など、工事の主要な段階におきまして現地確認を実施し、蒸気発生器取替え工事の安全確認を実施して参りたいというふうに考えております。
矢野会長
ただいま説明のありました蒸気発生器取替え工事の状況につきまして、何かご意見ご質問等がございましたらよろしくお願いします。
大元委員
四国電力の方へ、ご質問いたしますが、既に1号機につきましては、蒸気発生器の取替え工事が安全に実施されたところでございますが、今回の2号機の新蒸気発生器の製作にあたって、四国電力として、特に留意された点がありましたら、ご説明をお願いいたしたいと存じます。
四国電力(原子力部長)
2号機の新蒸気発生器の製作につきましても、1号機と同様に材料確認、溶接、各種検査に万全を期して製作しております。ただ伊方発電所では、ご承知のようにディーゼル発電機における異物問題とか、ステンレス配管における塩化物応力腐食割れ問題を経験しておりますので、これらの対策については十分留意して製作及び管理を行いました。具体的に申し上げますと、異物につきましては、製作中における各作業工程毎の管理はもとより、最終の異物確認は当社社員自らが行うということにしております。塩化物につきましては、使用するテープの種類を限定するとか、作業工程毎に洗浄を行う、あるいはスミヤ法による確認を十分に行うということを行っております。今後最終の洗浄を行った後に、異物がないことを確認した後に、搬送するときはステンレス部とか開口部を十分に養生して、発電所に向けて出荷する計画であります。
矢野会長
他にございませんでしょうか。
ご質問もないようですので、四国電力におきましては、9月からの定期検査における取替え工事におきまして、安全管理と品質管理を徹底するよう、また県においても、引き続き工事の主要な段階における安全確認を実施するようにお願いをいたします。
最後に、国においては各電力会社に原子力発電所の総合予防保全の観点から、10年ごとに安全性等の再評価を行うよう指示されておりまして、今年の6月、四国電力から伊方2号機の定期安全レビュー報告書が提出されておりますので、その結果についてご報告をお願いします。
四国電力(原子力部長)
(【資料5−1】により説明)
矢野会長
伊方2号機の定期安全レビュー結果につきましては、国に報告、評価されておりますので、経済産業省からご報告をお願いします。
経済産業省(伊方原子力保安検査官事務所長)
(【資料5−2】により説明)
矢野会長
ただいま説明がありました伊方2号機定期安全レビューの結果につきまして、ご意見、ご質問等はございませんでしょうか。
ご質問もないようですので、四国電力におきましては、今後とも国内外の事故知見や、最新の技術的知見を伊方発電所に反映し、安全運転、安全管理に努めるようにお願いをいたします。
以上をもちまして本日の会議を終了させていただきます。委員の皆様には、長時間にわたるご審議ありがとうございました。
 



 
[委員会事務局]
県民環境部環境局環境政策課原子力安全係
電 話 089-941-2111(内線2443)
FAX 089-931-0888

伊方原子力発電所環境安全管理委員会次第
 
                              日 時  平成13年7月31日(火)13:30〜
                              場 所  県庁第一別館11階大会議室
 
 
1 開 会
 
2 議 題  
 
 (1) 平成12年度伊方原子力発電所周辺環境放射線等調査結果について
 
 (2) 平成12年度伊方原子力発電所温排水影響調査結果について
 
3 報告事項
 
 (1) 伊方原子力発電所異常時通報連絡公表要領の実施状況について
 
 (2) 伊方2号機蒸気発生器取替え工事の状況について
 
 (3) 伊方2号機定期安全レビュー結果について
 
4 閉 会

資料目次
(伊方原子力発電所環境安全管理委員会)