[異常時通報連絡の公表文(様式1−1)]
伊方2号機余熱除去系配管の欠陥指示に係るその後の調査結果等について
(第2報)
 
 
13.10.29
環境政策課
(内線2443)
[異常の区分]

国への法律・通達に基づく報告対象事象
 
有   ・   

[評価レベル  ]
県の公表区分

 
 ・ B ・ C
(国の判断に時間を要したため、A区分として公表)

外部への放射能の放出・漏えい
 
有   ・   

[漏えい量   ]



異常の概要


 
発生日時 13年 9月27日15時 5分

発生場所
 
1号・2号・3号・共用設備

管理区域内 ・ 管理区域外

種  類
 
設備の故障、異常

・地震、人身事故、その他
 
[異常の内容]
 10月29日13時00分、四国電力鰍ゥら、別紙のとおり、伊方2号機余熱除去系配管の欠陥指示に係るその後の調査結果等について、第2報がありました。その概要は、次のとおりです。
 
1 伊方2号機で実施中の定期検査において、伊方1号機での塩化ビニルテープによる配管の塩化物応力腐食割れを踏まえた対策調査を実施しており、9月27日に余熱除去系配管の欠陥を確認し通報連絡したところであるが、その後、対象配管全数の調査を実施した結果、次のとおり、通報済みの2箇所を含め、計7箇所に、液体浸透探傷検査等により欠陥を確認した。
系  統


 
場 所


 
初期厚さ
(mm)

 
傷深さ(mm)


 
研削後の配
管厚さ(最
小値)(mm)
 
実際使用
厚さ(最小厚さ)(mm)
計算必要厚さ(mm)

 
対 策


 
備 考


 
余熱除去
系統








 
@ループB高温側 出口配管 格納容器
 
23.1
 
1.5
 
21.6
 
20.7
 
17.69
 
継続使用
 
9/27報告分
 
AループB高温側 出口配管 格納容器
 
10.6
 
1.7
 
8.9
 
6.3
 
4.26
 
継続使用
 
9/27報告分
 
B余熱除去ポンプ 2A入口配管 原子炉補助建屋
 
8.0
 
2.4
 
5.6
 
6.3
 
4.26
 
配管取替
 

 
C余熱除去冷却器 2A入口配管 原子炉補助建屋
 
7.8
 
1.6
 
6.2
 
6.3
 
4.26
 
配管取替
 

 
D低圧抽出ライン
 
アニュラス
 
3.9
 
3.9
(貫通)

 
3.5
 
1.19
 
配管取替
 

 
E余熱除去冷却器 2Bバイパス配管 原子炉補助建屋
 
5.8
 
1.5
 
5.1
 
5.3
 
3.26
 
配管取替
 

 
FループA低温側 戻り配管 格納容器
 
6.6
 
1.4
 
5.5
 
6.3
 
4.26
 
配管取替
 

 
 
2 いずれの箇所もテープ付着跡があること及び金属組織観察により粒内割れが確認されたことから、塩化ビニルテープによる塩化物応力腐食割れと推定される。
 
 本件については、@Dは、「原子炉の運転に関連する主要な機器」に該当しないこと、また、@D以外は同主要な機器に該当するが、必要肉厚が確保されているため機能低下に該当しないことから、法律又は通達に基づく国への報告事象には該当しないことを確認しています。
 
(伊方発電所及び周辺の状況)

原子炉の運転状況
 
1号機 運転中(出力100%) ・停止中
2号機 運転中(出力100%) ・停止中
3号機 運転中(出力100%) ・停止中
発電所の排気筒・放水口モニタ値の状況 通常値  ・  異常値
周辺環境放射線の状況 通常値  ・  異常値

 
           伊 方 発 電 所 情 報
(お知らせ,第2報)

発信年月日

 平成13年10月29日 ( 月 ) 13時00分

発 信 者

 伊方発電所 森岡    








号 機

(定格出力)


 1号機(566MW)・2号機(566MW)・3号機(890MW) 
 

発生時

状 況

 1.出力   MWにて(出力運転中・調整運転中・出力上昇中・出力降下中)
 
  2.第15回 定期検査中







発 生 状 況
 概  要



























 

 設備トラブル ・ 人身事故 ・ 地震 ・モニタ関係 ・その他

1.発生日時:  9月 27日 15時 05分

2.場  所: 伊方2号機 原子炉格納容器内 EL15.95m (管理区域)

3.状  況: 伊方2号機は第15回定期検査中のところ、9月27
       日、15時05分、塩化物応力腐食割れの調査・点検
       として実施している余熱除去系統配管の液体浸透探傷検
       査(PT)において欠陥指示が2箇所あることを確認し
        ました。         (第1報にてお知らせ済)

        このほど調査を終了し、上記2箇所を含め余熱除去系
        統のステンレス配管で合計7箇所にひび(欠陥指示)が
        確認されました。
        
        7箇所のひびについては詳細調査の結果、いずれの箇
        所も塩化ビニールテープの付着跡が認められるとともに
        金属組織観察で塩化物応力腐食割れの特徴である枝分か
        れした粒内割れが認められました。
    
 
        また、ひびの深さを調査した結果、7箇所のうち2箇
       所については手入れにより継続使用可能ですが、他の5
       箇所はひびが深くまで達しており、うち1箇所について
       は貫通していることが確認されました。このため、5箇
       所については配管を取り替える予定です。
   
        なお、本事象は国への報告事象ではありません。

        本事象に関するお知らせは、本報をもって終了させて
       頂きます。

        *:建設時に張り付けた塩化ビニールテープによる影
          響で1号機充てん配管耐圧検査中の漏えいが発生
           したトラブル(平成12年10月13日発生)に
          対する水平展開として実施しているものです。


運転状況
 

1号機:出力運転中・調整運転中・出力上昇中・出力降下中・定検中
2号機:出力運転中・調整運転中・出力上昇中・出力降下中・定検中
3号機:出力運転中・調整運転中・出力上昇中・出力降下中・定検中


 備 考

 

 添付資料−1:全体系統図
 添付資料−2:ひびの調査結果

 


県の公表区分の説明など 周辺環境放射線確認結果  異常発生箇所(系統図)
写真  用語解説