用語の解説
 
○高圧タービンエンドウォール加熱蒸気
 高圧タービンエンドウォールとは、高圧タービンの両端の部分(低圧タービン側と調速機側)をいうが、この部分が中央部との温度差によって熱変形しないよう、加熱するための蒸気を、高圧タービンエンドウォール加熱蒸気という。
 この蒸気は、タービン両端の外側からタービン室内へ、タービン室の圧力(約10kg/cm2)より少し大きい圧力(+0.35kg/cm2)で流しており、タービン室のシール機能も担っている。
 加熱蒸気には、放射能を含まない2次系蒸気を利用しており、自動制御弁で圧力制御されているが、自動制御弁が不調になった場合には、手動弁で制御できるバイパスが設けられている。