[異常時通報連絡の公表文(様式1−1)]
伊方1号機定期検査での1次冷却系昇温中の異常について(第2報)
 
                             14.4.26
                             環境政策課
                             (内線2443)
[異常の区分]

国への法律・通達に基づく報告対象事象
 
    有   ・   

[評価レベル ]
県の公表区分     A ・  ・ C

外部への放射能の放出・漏えい
 
    有   ・   

[漏えい量   ]



異常の概要


 
発生日時  14年 4月18日17時21分

発生場所
 
  1号・2号・3号・共用設備

  管理区域内 ・ 管理区域外

種  類
 
設備の故障、異常

・地震、人身事故、その他
 
[異常の内容]
 4月18日18時25分、四国電力鰍ゥら、別紙のとおり、伊方発電所の異常に係る通報連絡がありました。その概要は、次のとおりです。
1 4月18日17時21分、定期検査(未臨界、一次冷却系昇温中)中の伊方1号機で、「原子炉容器フランジリークオフ温度高」及び「格納容器サンプB水位高」警報が発信した。
2 その後、「一次冷却材ポンプA軸振動大」警報が発信したため、同ポンプを停止した。
3 詳細は調査中である。
4 本事象による外部への放射能の影響はない。
 その後、四国電力鰍ゥら、
○1次冷却材主配管の水抜用配管の弁を増し締めしたところ、20時00分、サンプB水位の上昇は停止した。 
○水抜用配管内を通って、一次冷却水が、サンプB、原子炉容器フランジリークオフ温度計、1次冷却材ポンプAの軸部に到達したため、各警報が発信したものと推定される。
○系統外への一次冷却水の漏えいはない。
との連絡がありました。                   (以上第1報でお知らせ済)
 
[異常の原因及び復旧状況]
 4月26日14時35分、四国電力鰍ゥら、その後の調査結果等について、別紙のとおり第2報がありました。その概要は、次のとおりです。
1 当該弁を分解点検した結果、異常は認められなかった。
2 軸振動大警報が発信した1次冷却材ポンプを点検した結果、異常は認められなかった。
3 当該弁については、締め付け力管理を実施するとともに、1次冷却系昇温・昇圧の途中段階でも増し締めを実施することとした。
4 今後、1次冷却系の昇温・昇圧を再開し、漏えいのないことを確認する。
5 本事象による外部への放射能の影響はない。
 
 県としては、伊方発電所への立入調査等により、四国電力鰍フ調査及び対策の実施状況を確認しました。
 
(伊方発電所及び周辺の状況)

原子炉の運転状況
 
1号機 運転中(出力  %) ・停止中
2号機 運転中(出力100%) ・停止中
3号機 運転中(出力100%) ・停止中
発電所の排気筒・放水口モニタ値の状況     通常値  ・  異常値
周辺環境放射線の状況     通常値  ・  異常値
 





伊 方 発 電 所 情 報
(お知らせ,第2報)

発信年月日

 平成14年 4月26日 ( 金 )  14時 35分

発 信 者

 伊方発電所 渡辺  








号 機

(定格出力)


 1号機(566MW)・2号機(566MW)・3号機(890MW) 
 

発生時

状 況

 1.出力   MWにて(出力運転中・調整運転中・出力上昇中・出力降下中)
 
  2.第20回 定期検査中






発 生 状 況
 概  要






























 

 設備トラブル ・ 人身事故 ・ 地震 ・モニタ関係 ・その他

1.発生日時:  4月 18日 17時 21分

2.場  所: 1号機 原子炉格納容器内(管理区域)
       
3.状  況:
   伊方1号機は、定期検査中(1次冷却系昇温中)のところ、
  4月18日17時21分頃、「格納容器サンプB水位高」警報等が
  発信しました。また、その後「1次冷却材ポンプA軸振動大」警報
  が発信したため、当該ポンプを停止しました。
                   [第1報にてお知らせ済み]

   その後、1次冷却材配管ドレン弁の増締めを行い、同日20時に、
  格納容器サンプB*1の水位上昇が停止したことを確認しました。
   当該ドレン弁については、分解点検の結果、異常は認められませ
  んでした。また、1次冷却材ポンプAの軸封部等を点検し、異常の
  ないことを確認しました。
   
   本事象は、1次冷却系の昇温・昇圧に伴って当該ドレン弁の温度
  上昇によりシート部に微少な隙間が生じ、ここから流れた1次冷却
  材が、格納容器冷却材ドレンタンクを経由して、一部は1次冷却材
  ポンプAの軸封部*2へ逆流し、この影響でポンプの振動が増加し、
  また、一部は同タンクの逃がし弁から格納容器サンプBに流入した
  もので、当該ドレン弁の増締め時期の遅れによるものと推定されま
  す。

   当該ドレン弁については、トルクによる締付け管理を実施すると
  ともに、1次冷却系の昇温・昇圧途中段階でも増締めを行うことと
  しました。今後、1次冷却系を昇温・昇圧して当該ドレン弁からの
  漏えいがないことを確認します。

   本事象による外部への放射能の影響はありません。

      *1:原子炉格納容器内の系統内外で生じた漏えい水、ドレン水、結露水
        等を回収するために原子炉格納容器の最下部に設置している槽。
      *2:1次冷却材がポンプ軸を伝わって流出するのを防止する機構。
 


運転状況
 

1号機:出力運転中・調整運転中・出力上昇中・出力降下中・定検中
2号機:出力運転中・調整運転中・出力上昇中・出力降下中・定検中
3号機:出力運転中・調整運転中・出力上昇中・出力降下中・定検中

 備 考


 

  
添付資料−2.伊方発電所1号機系統概略図

 




県の公表区分の説明など 周辺環境放射線確認結果  異常発生箇所(系統図)
写真  用語解説