用語解説
 
○原子炉容器フランジリークオフ温度
 原子炉容器は、胴部とふたに分かれる構造となっており、定期検査では、ふたをはずして燃料の取替等を実施し、運転中はふたを胴部にボルトで締め付けて密封している。このふたと胴部の接合部(フランジ)からの漏えいがあった場合に、漏えい水を集めて所定のタンク(格納容器冷却材ドレンタンク)に導く配管があるが、その配管中の温度を原子炉容器フランジリークオフ温度と呼び、温度の高い一次冷却水の漏えいを監視できるようになっている。
 
○格納容器サンプ水位
 格納容器の底部に設置されている集水タンクのこと。通常は格納容器内の結露水等が集まるが、冷却水等の漏えいがあった場合にも、このタンクに集まる構造になっており、水位を常時測定して、異常な漏えいを監視している。
 なお、格納容器冷却材ドレンタンクからの排水もこのタンクに入る構造となっている。
 
○一次冷却材ポンプ軸振動
 一次冷却水を、原子炉から蒸気発生器を経て再び原子炉に循環させているポンプを一次冷却材ポンプというが、その損傷防止等のため、軸振動を常時監視している。
 なお、軸部には、潤滑等のため、純水が供給されており、軸部を通った水は、格納容器冷却材ドレンタンクに流入する構造となっている。