用語の解説
 
○送電線への落雷の影響
 送電線への落雷により、送電線と大地の間や、送電線相互間が短絡状態になった場合、その間に大きな電流が流れ、電圧が低下し、電力供給に支障が生じる。
 このため、この状態を素早く保護リレーで検知し、短絡した送電線の両端の遮断器が働き、送電線への送電を停止することにより、短絡状態を解消できるようになっており、その後再び遮断機を復帰して送電を開始することができる。
 
○系統ショックによる電気出力変動
 全ての発電所と電気利用者は、送電線等を通じて結ばれているため、この電力系統のどこかに落雷による短絡等の大きな変動が生じると、上記のような送電線への影響が発生し、系統全体の電気的な状態が瞬時に変動するため、発電所ではその変動に応じて、短時間の発電機の出力変動が発生する。
 なお、原子炉の熱出力は、電気出力の変動に緩やかに応答するため、電気出力の短時間の変動には影響されない。
 
 
(四国電力提供資料)