[原因と対策の報告の公表文(様式2)]
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策の報告について
(平成14年9月分)
 
14.11.11
環境政策課
(内線2443)
 
1 四国電力鰍ゥら、伊方発電所で平成14年9月に発生した設備異常について、原因と対策の報告がありましたので、お知らせします。
 
[報告書の概要]
県の
公表
区分

異常事項
 
発 生

年月日

推定原因等
 

対     策
 
充てんポンプ廻りの配管からの一次冷却水の微少漏えい
(1号機)
14. 9. 2 充てんポンプ運転に伴い、配管振動により発生した繰返し応力が当該部に加わり、疲労による割れが生じ、漏えいに至ったと推定される。
 
○当該配管を新品に取替え復旧
○新配管は、より疲労強度に優れた曲げ管に変更。
○他の充てんポンプ(1A、1B)に関しても振動測定を行い、振動変位が小さく疲労強度に対して十分裕度があることを確認。
原子炉補機冷却水ポンプのモータ温度記録計の故障
(2号機)
 
14. 9. 6 電動機内部温度記録計の入力回路の入力切替スイッチが不良となり、実際の温度とは異なる温度信号が出力され警報が発信したものと推定される。 ○当該モータ温度信号の入力を予備入力回路に切換え復旧。
○当該温度記録計については、次回定検で新型式(入力スイッチが長寿命の半導体式リレー)の記録計に取替。
制御用空気圧縮機の異常
(2号機)
14. 9.18 制御用空気圧縮機常用機の負荷運転・無負荷運転を切り替える制御回路の構成部品に一過性の故障が発生し、切替え設定値以下になっても正常に切替えが行われなかったものと推定される。 ○制御回路の構成部品(圧力検出器2台、リレー4台、電磁弁1台)を新品と取替え復旧。
○運転中の故障に対応するため、当該回路構成部品の予備品を常備。
脱気器建屋建設工事に伴う埋設消火配管の誤損傷
(1号機)
14. 9.26 当該消火配管が、現在の場所に移設された際に、屋外埋設管保守図面に移設情報が反映されていなかったため、埋設配管は無いとの前提で掘削工事を実施した。 ○損傷した消火配管を新品に取り替え復旧
○保守管理図面に反映されていない恐れがある期間の工事記録等を再調査し、未反映のものを反映。
制御用空気除湿装置再生用送風機の異常
(1号機)
14. 9.28 再生用送風機のブロワ(送風部)の回転軸とプーリ(伝動用回転車)を固定するキー(くさび状の金属部品)が繰り返し使用で磨耗し、キー打ち込みによる固定が不十分となったため、運転に伴う振動によりキーが脱落し、当該ブロワが送風不能となったと考えられる。 ○ブロワを予備品に取替え復旧。
○取り外したブロワについては、回転軸、プーリ及びキーを取替えるとともに、点検、整備を行い予備品として保管。
○当該ブロワと同様のキー打ち込みによる固定構造を有する機器については、打ち込み寸法を管理し、固定を確認することにより、脱落を防止することとし、作業要領書を改訂。
 
 
2 県としては、伊方発電所に職員を派遣し、当該部の復旧状況の確認など、四国電力の対策が確実に実施されていることを確認しています。