[原因と対策の報告の公表文(様式2)]
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策の報告について(平成15年1月分他)
 
15.3.10
環境政策課
(内線2352)
 
1 四国電力鰍ゥら、伊方発電所で平成15年1月に発生した設備異常、平成14年2月14日に発生した脱気器水面計配管からの漏えい及び平成14年10月1日に発生したタービン油冷却器冷却水系統の弁異常について、原因と対策の報告がありましたので、お知らせします。
  なお、1月4日に発生した湿分分離加熱器からの蒸気漏えいについては、次回定期検査時に原因調査を実施することとしており、原因と対策の報告があった段階で公表します。
 
[報告書の概要]
県の
公表
区分

異常事項
 
発 生

年月日

推定原因等
 

対     策
 

脱気器水面計配管からの漏えい
(2号機)

14.2.14
脱気器水面計の保温開口部より、内側に雨水が浸入し、当該配管外表面が湿り雰囲気になったことから、配管外表面の錆止め塗装が一部劣化した箇所において腐食が発生し、進展したことにより貫通、漏えいに至ったと推定される。 ○漏えい箇所を含む配管をステンレス製配管に取り替え復旧。
○当該脱気器まわりについては、平成15年度中に囲いを設ける計画。

タービン油冷却器冷却水系統の弁異常
(2号機)
14.10.1
当該弁は、制御弁の絞りによる乱流の影響を受ける範囲に設置されていたことから、弁体が開閉方向に振動し、歯車部に繰り返し荷重が作用して、歯車側の歯の欠損が徐々に進展した。このため、歯車部にがたつきが生じ、異音の発生に至ったものと推定される。 ○駆動部を含む当該弁一式を新品に取り替え復旧。なお、取替えにあたっては、弁駆動部の強度を向上した弁に取り替え。
○当該弁への乱流の影響をなくすため、制御弁と当該弁の間に整流板を設置。

使用済燃料ピットエリアモニタの故障
(3号機)
15.1.6
検出器周囲温度の低下に伴って、内部回路のコンデンサの容量が低下し、出力信号に発振(出力信号に本来とは異なる周波数等を持つ信号が現れる現象)を生じたものと推定される。
当該コンデンサはメーカでの検出器開発段階で選定した際に、使用条件による特性変化に対する確認が適切に行われていなかったと考えられる。
○当該検出器を予備品に取り替え、健全性を確認のうえ復旧。
○同型の半導体検出器全数の当該コンデンサを代替品に取り替えることとし、当該検出器及び使用条件が同程度の検出器について取り替え完了。
○当該検出器のメーカに対し、調達管理の強化を図るよう要求するとともに、再発防止対策及びその実施状況を確認。

 

純水装置真空脱気器ポンプ出口流量計からの純水の漏えい
(1、2号機)
15.1.24
当該流量計のサイトグラスが、日光(紫外線)、周囲温度の変化等の影響により経年劣化したことから、真空脱気装置の起動・停止に伴う内部流体の圧力変動等によりき裂が発生し、漏えいに至ったものと推定される。 ○当該流量計を新品に取り替え、健全性を確認したうえ復旧。
○なお、取替えにあたって、環境条件の影響を受けにくい、面積式流量計から分流式流量計へ型式を変更。
 
2 県としては、伊方発電所に職員を派遣し、当該部の復旧状況の確認など、四国電力の対策が確実に実施されていることを確認しています。