[原因と対策の報告の公表文(様式2)]
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策の報告について(平成15年3月分)
 
15.5.12
原子力安全対策推進監
(内線2352)
 
1 四国電力鰍ゥら、伊方発電所で平成15年3月に発生した設備異常について、原因と対策の報告がありましたので、お知らせします。
  なお、3月17日に発生した伊方3号機復水脱塩装置の再生用水ポンプ出口配管からの純水漏えいについては、原因調査中のため、原因と対策の報告があった段階で公表します。 
 
[報告書の概要]
県の
公表
区分

異常事項
 
発 生

年月日

推定原因等
 

対     策
 

定期検査で取り替えた新品1次系配管付属の弁の傷
(2号機)
15.3.5
当該逆止弁の弁座のステライト(侵食防止のため表面に溶接している硬質金属)盛金溶接の際、溶接作業を開始直後に一時中断したため、盛金部の内部に凝固割れが発生。耐圧試験時の作用力により弁座表面まで割れが進展したものと推定される。 ○当該逆止弁を新品に取り替え復旧。
○プラントメーカーに対し、品質管理の強化を図るよう要求するとともに、弁メーカーの再発防止対策として、作業要領書等を改訂し、盛金溶接作業を中断しないこととしたことなどを確認した。

補機冷却機冷却水系統逃がし弁からの純水漏えい
(2号機)

15.3.18
隔離弁機能検査の準備作業として、原子炉補機冷却水系統の格納容器入口隔離弁を開した際、当該隔離弁前後の圧力差及び配管内に残存する空気の影響により一時的な圧力変動が生じ、逃がし弁が動作したものと推定される。 ○定期検査期間中、逃がし弁が動作した際に冷却水が飛散しないよう出口側に飛散防止措置を実施。
○1号機、3号機についても定期検査期間中、同様の措置を講ずることとした。
 
2 県としては、伊方発電所に職員を派遣し、当該部の復旧状況の確認など、四国電力の対策が確実に実施されていることを確認しています。