[原因と対策の報告の公表文(様式2)]
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策の報告について(平成15年7月分)
 
15.9.10
原子力安全対策推進監
(内線2352)
 
1 四国電力(株)から、伊方発電所で平成15年7月に発生した設備異常について、原因と対策の報告がありましたので、お知らせします。
 
[報告書の概要]
県の
公表
区分

異常事項
 
発 生

年月日

推定原因等
 

対     策
 

加圧器安全弁ウォーターシールドレン弁からの一次冷却水の系内漏出について
(1号機)
15.7.3
弁閉止時の締め付け力が不十分だったことから、耐圧・漏えい検査に伴う昇温・昇圧により、当該ドレン弁のシート部に微少な隙間が生じ、漏えいに至ったものと推定される。 ○同形式の弁の閉止操作に当たっては、専用の工具を用いて実施することとし、チェックシートに反映。
○耐圧・漏えい検査時には、二重に設置されているベント弁等を両方とも閉とするようチェックシートに追加。
○一次系手動弁の操作方法に関するマニュアルを改訂し、関係者に周知、教育。

1次冷却材ポンプ封水注入系統の流量計元弁からの1次冷却水の微少漏えい
(1号機)
15.7.9
弁の開閉操作等に伴い、ダイヤフラムの締め付け状態が変化し、部分的に締付面圧が低下したことにより、系統水がダイヤフラムのシールを通過し、弁箱と弁蓋の結合部から漏えいしたものと推定される。 ○当該弁の弁内部品の取替及び手入れを行い復旧。
○定期検査時の巡視点検や漏えい検査の都度、当該弁及び同型弁に漏えいのないことを確認し、通常運転時の弁の健全性を確保。

取水ピット水位計の故障
(3号機)
15.7.10
取水ピットAの下流側水位検出器内のアンプカードが故障したことから、水位の検出ができなくなり、水位の異常を示す警報が発信したものと推定される。
 
○当該アンプカードを取り替え、復旧。
○取水ピットA,B水位計については、次回定期検査において取替を実施する。
 
2 県としては、伊方発電所に職員を派遣し、当該部の復旧状況の確認など、四国電力の対策が確実に実施されていることを確認しています。