[原因と対策の報告の公表文(様式2)]
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策の報告について
(平成16年2月分)
 
16.4.12
原子力安全対策推進監
(内線2352)
 
1 四国電力(株)から、伊方発電所で平成16年2月に発生した設備異常について、原因と対策の報告がありましたので、お知らせします。
 
[報告書の概要]
県の
公表
区分

異常事項
 
発 生

年月日

推定原因等
 

対     策
 






 
スチームコンバータ給水ライン配管フランジ部からの純水の漏えい
(2号機)

 
16.2.2




 
屋外に設置され保温に覆われている当該フランジに保温の隙間から雨水が浸入したことにより、フランジシート面に腐食による発錆及び肌荒れが発生し、それらによりパッキンとフランジシート面の間に隙間が生じ、漏えいに至ったものと推定される。 ○フランジシート面の手入れを実施し、パッキンを新品に取替え復旧。
○本事象発生時には、当該スチームコンバータ全体を覆う建屋を建設中であったが、平成16年3月完成したことから、今後は雨水の浸入はなくなり、同様の事象は発生しないと考えられる。


 

 
エタノールアミン排水処理装置の電解槽供給ポンプの故障

 
16.2.13

 
 
電解槽供給ポンプA号機の試運転において、当該ポンプ出口ラインベント弁のテフロン製の弁膜が、排液による経年変化により変形し、当該弁を開操作しても弁膜と弁座の間が十分に開かない状態であった。このため、ポンプの水張りを実施したにもかかわらず軸受まわりに空気だまりが残り、その状態でポンプを運転したため、ポンプ軸受部の潤滑ができず損傷に至ったものと推定される。 ○当該ポンプ及びベント弁の分解点検を実施するとともに、今回損傷したマグネットキャンユニット等のポンプ部品及びベント弁の弁膜を全て新品に取替え復旧。その後、試運転により異常のないことを確認。
○排液による経年変化の予想されるB号機及び電解液ポンプの出口ラインベント弁について、4月中に弁膜の取替えを実施する。
○ポンプの水張り操作において、ベント弁の不調及びベンティングラインに詰まりのないことを事前に発見するため、排液貯槽の水位がH(高)レベル以上あることを確認のうえ、十分なベンティングを行うこととし、その旨を試運転要領書に記載。

 
 
2 県としては、伊方発電所に職員を派遣し、当該部の復旧状況の確認など、四国電力の対策が確実に実施されていることを確認しています。