[原因と対策の報告の公表文(様式2)]
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策の報告について
(平成16年4月分)
 
16.6.10
原子力安全対策推進監
(内線2352)
 
1 四国電力(株)から、伊方発電所で平成16年4月に発生した設備異常について、原因と対策の報告がありましたので、お知らせします。
 
[報告書の概要]
県の
公表
区分

異常事項
 
発 生

年月日

推定原因等
 

対     策
 
海水淡水化装置の故障
(1、2号機)
16.4.15 過去の定期点検においてライニング補修塗装を実施していたが、蒸発器内部の受衝板支持板取り付け部などライニング塗装の施工性の悪い部位でライニング塗装端部に密着不良が生じ、そこから濃縮・加熱された海水が浸入し、胴板の腐食・減肉が起こり貫通穴を生じたものと推定される。 ○貫通穴部を外面より当て板溶接補修し、さらに内面よりシール溶接補修を実施、また、蒸発器内面の減肉個所(8箇所)について肉盛り溶接補修を行い、貫通穴部を含む補修箇所の内面ライニング塗装を実施し復旧。
○ライニング塗装作業時には、下地処理状況を十分確認し、特に施工性の悪い部分の密着性に十分注意して施工するよう作業要領書を改訂する。
○受衝板支持板取り付け部近傍を、定期点検毎に肉厚測定を実施する代表箇所に追加し、経年変化傾向を把握するとともに、著しい減肉が認められた箇所については予防保全として肉盛り溶接等の補修を実施するよう作業要領書を改訂する。
 
 
2 県としては、伊方発電所に職員を派遣し、当該部の復旧状況の確認など、四国電力の対策が確実に実施されていることを確認しています。