[原因と対策の報告の公表文(様式2)]
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策の報告について
(平成16年6月分)
 
16.8.10
原子力安全対策推進監
(内線2352)
 
1 四国電力(株)から、伊方発電所で平成16年6月に発生した設備異常について、原因と対策の報告がありましたので、お知らせします。
 
[報告書の概要]
県の
公表
区分

異常事項
 
発 生

年月日

推定原因等
 

対     策
 

ガス絶縁開閉装置設置工事における送電線保護装置の作動
(1,2号機)
16.6.3
甲乙母線連絡ユニットの現地組立において、制御盤とガス絶縁開閉装置(GIS)の自重により、想定以上の導体たわみが発生したため、シールドと導体がわずかに接触し、金属性異物がGIS内に発生。当該異物が試充電により電界の影響を受け浮遊し、絶縁スペーサ沿面の高電界部に付着したことから、放電が発生し短絡に至り、送電線の保護リレーが作動し、試充電が自動停止したものと推定される。
○短絡個所である幹線ユニット及び連絡ユニット間の当該ブロックを新品に取替え復旧。
○同じ要領で組み立てたユニットを開放点検し、シールドと導体の有意な接触痕や異物がないことを確認。また、異物確認等を行った上で導体がシールドに接触しないように、組立方法をユニット一体から、導体1本ずつ組み立てる方法に変更して実施後、再度、耐電圧試験と試充電を実施し、異常のないことを確認。なお、念のため、耐電圧試験と試充電時、微少放電の確認及び音波による内部異物の確認によるGISの内部診断を実施し、異常のないことを確認。
○今後、1号機の定期検査で実施する作業については、今回開放点検したブロック以外の3箇所を開放し、接触及び異物のないことを確認するとともに変更した方法で組み立てる。また、当該事象発生部位のブロックは工場修理後、伊方南幹線用として、1号機定期検査時に同様の変更した方法で組み立てる。
 
 
2 県としては、伊方発電所に職員を派遣し、当該部の復旧状況の確認など、四国電力の対策が確実に実施されていることを確認しています。