[別紙2]
[原因と対策の報告の公表文(様式2)]
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策の報告について(平成17年10月分他)
 
17.12.12
原子力安全対策推進監
(内線2352)
 
1 四国電力(株)から、伊方発電所で平成17年10月に発生した設備異常、平成16年12月24日に発生した復水器の海水の漏えい及び平成17年8月26日に発生したセメント固化装置脱水機の自動停止について、原因と対策の報告がありましたので、お知らせします。
 
[報告書の概要]
県の
公表
区分

異常事項
 
発 生

年月日

推定原因等
 

対     策
 







 
復水器の海水の漏えい
(2号機)

 
16.12.24






 
細管漏えいの原因は、復水器ドレンマニホールドから回収されたドレン水等の衝突により20年以上の長期運転により減肉が徐々に進んだが、細管外面のピンホール上の凹み穴は、小さいものであったことから、通常の渦流探傷検査では検出されず、その後の運転の継続により、漏えいに至ったものと推定される。

 
○発泡剤により漏えいが認められた細管1本について施栓を実施。
○通常の渦流探傷検査により有意な指示が認められた細管32本に予防施栓を実施。

○漏えいが認められた細管近傍で外面にピンホール状の凹み穴が確認された細管2本について予防施栓を実施。

○定期検査毎に当該部近傍の細管について、外観目視点検を行うよう作業要領書に記載。






 
セメント固化装置脱水機の自動停止
(3号機)

 
17.8.26








 
脱水機が自動停止した原因は、
・脱水処理終了後に実施する脱水機 内部洗浄で、固形物が十分に洗浄 されず堆積したこと
・下部ケーシング及び固形物出口シ ュート管の内面に付着した固形物 の付着量が徐々に増加し、固形物 排出部の中カバー排出口を閉塞さ せたこと
から、固形物が排出できなくなり固形物排出部に固形物の部分的な詰まりが発生して、脱水機本体の摩擦抵抗が大きくなり、インバータが過負荷となり自動停止に至ったものと推定される。
○脱水機を開放点検し、固形物排出部及び下部ケーシング、固形物出口シュート管の内面に付着した固形物を取り除き、試運転を行い、運転状態に異常のないことを確認し復旧。
○脱水処理終了後に実施する脱水機内部洗浄で、洗浄水量を増加させ、付着した固形物の除去の向上を図る。
○運転操作画面で脱水機の電流値を連続監視できるよう設備変更し、過負荷の兆候がみられた場合には、清掃を実施するよう運転操作内規に記載。




 
安全補機開閉器室空調ファンBの軸受部からの異音
(1号機)

 
17.10.20


 
当該ファンからの異音の原因は、ファンの軸受外輪が約3年間の運転に伴う疲労により損傷し発生したものと推定される。
軸受の損傷原因は、

・事象確認以前の保守運転状況に異 常が認められないこと

・一般的に軸受の寿命は個体差が大 きいこと

から、個体差により通常より早く疲労損傷に至ったものと推定される。
○当該ファンの軸受を新品に取り替え、試運転を行い、運転状態に異常のないことを確認し復旧。
○安全補機開閉器室空調ファンが故障等により運転できない場合は、従来どおり、速やかに予備機に切替え、補修等を行う。


 
 
2 県としては、伊方発電所に職員を派遣し、当該部の復旧状況の確認など、四国電力の対策が確実に実施されていることを確認しています。