[別紙2]
[原因と対策の報告の公表文(様式2)]
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策の報告について(平成18年2月分)
 
18.4.10
原子力安全対策推進監
(内線2352)
 
1 四国電力(株)から、伊方発電所で平成18年2月に発生した設備異常について、原因と対策の報告がありましたので、お知らせします。
  なお、2月21日に発生した伊方1号機復水器放水管のひび割れについては、現在、原因調査中ですので、原因と対策の報告があった段階で公表します。
 
[報告書の概要]
県の
公表
区分

異常事項
 
発 生

年月日

推定原因等
 

対     策
 
A※

















 
封水注入流量の低下
(2号機)















 
18.2.14

















 
一次冷却材ポンプ封水注入流量の低下の原因は、往復動式の充てんポンプの出口にある逃し弁において、
・バネ周囲が湿潤な雰囲気であるた め、バネに腐食が発生し、わずか に線径が減少したことにより閉止 力が低下したこと
・通常運転中は、脈動成分を含む充 てんポンプの出口圧力が常時作用 することにより、弁体・弁座シー ト面のわずかな隙間に1次系の水 が徐々に浸透することにより軽微 な肌荒れを生じ、シート面のシー ル性が徐々に低下したこと
これらが重畳し、吹き出し圧力が通常運転時の圧力付近まで低下し、B号機の出口逃し弁が動作したため、注入流量が減少したことによるものと推定される。
○逃し弁3台について、バネに防錆塗料を塗布するとともに、弁体を新品に取替え、吹き出し試験により、規定の圧力で動作することを確認し復旧。
○1・2号機の当該逃し弁(計6台)の分解点検周期を10定期検査に1回から5定期検査に1回に見直し、点検計画に反映する。なお、3号機は型式が異なるため同様事例は発生しない。
○当該バネについては、予防保全対策として、次回定期検査時にステンレス鋼製に取替える。

 
 ※国における法律に基づく報告対象該当の有無の確認に時間を要したため、A区分として公表した。
 
2 県としては、伊方発電所に職員を派遣し、当該部の復旧状況の確認など、四国電力の対策が確実に実施されていることを確認しています。