[異常時通報連絡の公表文(様式1−2)]
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
(平成19年6月分)
 
19.7.10
原子力安全対策推進監
(内線2352)
 
1 平成19年6月に、安全協定に基づき四国電力(株)から県へ通報連絡があった異常は次のとおりですので、お知らせします。
県の
公表
区分

異常事項
 
通報連絡
年月日
 

概        要
 
管理
区域
該当
国へ

報告

備考
 



高圧注入ライン流量記録計電源線の損傷
(1号機)


19.6.5


定期検査中、「計装用分電盤1A、1C負荷トリップ」の警報が発信し、記録計の一部が停止した。調査の結果、中央制御盤内で作業中の運転員が、誤って高圧注入ライン流量記録計の電源線にあたり、被覆を損傷させたため、電源線がショートし、計装用分電盤1Cにある原子炉盤用とその下流にある計装用の2台の電源スイッチが自動で「切」(トリップ)となり、警報が発信したものと判明した。その後当該記録計を隔離し、「切」となった2台の電源スイッチを復旧した。当該記録計の電源線の損傷部を切除し、新品の端子を取付け復旧した。2台の電源スイッチが「切」となっていた間は、中央制御室において指示計による監視等の必要な処置をしており、プラント運転への影響はなかった。


×


今回
公表



湿分分離加熱器1A出口フランジ部からの蒸気漏えい
(1号機)



19.6.10


定期検査における起動操作中、湿分分離加熱器1Aの出口フランジ部から蒸気漏えいしていることを確認した。漏えい部の点検を実施するため、原子炉出力降下を開始し(5.5%)、原子炉出力0%で整定させた(原子炉は臨界状態)。点検の結果、1Aのフランジシート面とガスケットに隙間があり、そこから蒸気が漏えいしたものと推定された。また、1Dについて微小な隙間の発生のおそれが確認された。1B、1Cについては、異常がなかった。1A、1Dフランジ当たり面の手入れを行い、当該フランジの組み立てにあたっては、従来のフランジ取付ボルトのトルク管理に加え、フランジ面間の隙間の管理を実施した。その後、タービンを起動し、蒸気を通気した状態で、フランジ部に漏えいのないことを確認し復旧した。プラント運転及び環境への影響はなかった。

×


速報






タービン建家非常用排水系統配管からの水漏れ
(1号機)


19.6.17



調整運転中、タービン建家地下1階付近に漏水が認められた。調査の結果、タービン建家前面の屋外で地面が陥没しており、そこに埋設していたタービン建家非常用排水ポンプ出口配管からの漏水を確認した。このため、非常用排水ポンプを停止し、漏水は停止した。当該配管に長さ約28cm、幅約7cmの貫通穴を確認した。漏水はこの穴から漏えいした水が地中にしみ出し近接して埋設されているタービン建家空調ダクトのコンクリート打ち継ぎ部から流入して建家内の空調ダクトを伝わり、タービン建家地下1階の吹き出し口から漏水したものと判明した。また、漏水は水質汚濁防止法上の排水基準を満足していた。建家内の漏水及び空調ダクト内の溜まり水は回収(約60m3)し、総合排水処理装置に移送した。空調ダクトについては、清掃を実施した。その後、当該配管を新品に取り替えて復旧した。プラント設備及び環境への影響はなかった。

×


今回
公表



 
海水取水口除塵装置洗浄用海水配管からの水漏れ
(2号機)

 
19.6.29


 
通常運転中、復水器冷却用海水の取り込み口にある除塵装置の洗浄用海水配管から漏えいがあることを運転員が確認した。調査の結果、当該配管に約7mm×5mmの貫通穴が1箇所確認された。当該配管を取替え、漏えいのないことを確認し復旧した。プラント運転及び環境への影響はなかった。


 
×


 
今回
公表


 
 
2 いずれの事象も、外部への放射能漏れや周辺環境放射線への影響はないものでした。