[異常時通報連絡の公表文(様式1−2)]
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
(平成19年9月分)
 
19.10.10
原子力安全対策推進監
(内線2352)
 
1 平成19年9月に、安全協定に基づき四国電力(株)から県へ通報連絡があった異常は次のとおりですので、お知らせします。
県の
公表
区分

異常事項
 
通報連絡
年月日
 

概        要
 
管理
区域
該当
国へ

報告

備考
 


ヒドラジン原液タンク抜取作業中のヒドラジン漏えい
(3号機)


19.9.13


 
定期検査中、ヒドラジン原液抜取作業中のところ、ヒドラジンが漏えいした。抜取作業を中断し漏えいは停止した。調査の結果、ヒドラジン原液タンクから仮設受入容器へ仮設ポンプによりヒドラジンを移す際、ヒドラジン約20リットルが仮設受入容器から溢れ、地面及び側溝に漏えいした。漏えいしたヒドラジンは回収し、総合排水処理施設で処理した。作業員の負傷はなかった。環境への影響はなかった。



 
×




 
今回
公表



 




 
燃料集合体グリッドの欠損
(3号機)



 
19.9.15




 
定期検査中、原子炉から取り出した燃料集合体1体の支持格子(グリッド)に異常が認められた。燃料集合体157体を順次取り出し、水中カメラにより外観観察していたところ、燃料集合体1体の下から3段目の支持格子のガイドベーンが欠損しており、欠損したガイドベーン(三角形状のもの)は最下段の支持格子に挟まっていた。その後、金属破片を回収し、寸法測定したところ、当該支持格子の欠損部と寸法及び形状が一致することを確認した。他の燃料集合体156体については、外観検査の結果、異常はなかった。環境への影響はなかった。
当該燃料は、第8回定期検査の燃料取出時に支持格子同士のかみ込みによるわずかな変形が生じたこと、また、再使用にあたって、装荷状態、運転状態における燃料健全性については検討されていたが、燃料取出・装荷時の燃料取扱いに対する検討が行われていなかったことから、支持格子の損傷に至ったものと推定される。
対策としては、燃料装荷・取出作業において隣接する燃料との支持格子同士のかみ込みの可能性がある場合には、かみ込みが発生しないよう運用することを作業要領書に明記する。
なお、万一支持格子に変形が認められた場合には、燃料取扱いに対する検討を行い、総合的に評価したうえで再使用可否の判断を行うこととする。ただし、支持格子のガイドベーンに設計上の最大隙間である2mm以上の変形が認められる場合は、再使用しないこととする。
また、当該燃料(燃料番号H06)は、一部損傷していることから再使用しないこととする。





 
×




 
速報済





 


 
原子炉建屋1階通路部の水たまり
(3号機)


19.9.26


 
定期検査中、原子炉建屋1階通路部に水たまりがあることを運転員が確認した。調査の結果、格納容器空調装置A、Bの電動弁の開閉テストを実施したところ、分解していた出口配管の弁の開口部から補機冷却水が漏えいした。漏えい量は、約1.4mと推定される。漏えい水は、目皿から補助建屋サンプに回収し、床の水は拭き取った。漏えい水の放射能を測定した結果、放射能は含まれていなかった。プラント及び環境への影響はなかった。

 
×


 
速報済



 
 
2 いずれの事象も、外部への放射能漏れや周辺環境放射線への影響はないものでした。