[原因と対策の報告の公表文(様式2)]
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策の報告について(平成19年4月分)
 
19.6.11
原子力安全対策推進監
(内線2352)
 
1 四国電力(株)から、平成19年4月3日に発生した伊方1号機燃料移送キャナル床面への水漏れ及び平成19年4月7日に発生した放射線管理用計算機の不具合について原因と対策の報告がありましたので、お知らせします。
 
[報告書の概要]
県の
公表
区分

異常事項
 
発 生

年月日

推定原因等
 

対     策
 



燃料移送キャナル床面への水漏れ
(1号機)


19.4.3


燃料移送キャナル水張り系統の第一閉止弁を分解点検した結果、弁体、弁座及び弁棒に損傷等の異常はなかったが、弁体及び弁座シート部にゴミ付着跡と思われる変色が見られたことから、漏えいは弁体と弁座間にゴミなどが噛み込み、弁シート部に微細な隙間が生じたことにより、漏えいが発生したものと推定。
 
○当該弁の弁体及び弁座等の手入れを行った後に復旧した。また、水張りを実施し冷却材貯蔵タンク循環ポンプを起動した状態で、漏えいがないことを確認した。
○当該事象を踏まえて、従来から実施している機器開放点検時の異物混入防止対策、内部清掃・最終確認時の異物確認を徹底するよう関係者に周知する。
 



放射線管理用計算機の不具合
(1,2,3号機)

19.4.7


○データ記録装置の電源ユニットの故障原因
・経年劣化による電子部品の不良が起点となり発生したものと推定。
○放射線管理用計算機の系が自動切替しなかった原因
・計算機の切り替えを行うためには、T系のデータ記録装置から系切り替えプログラムを読み出した後、実行する必要があったが、T系のデータ記録装置の電源ユニットの故障により、系切り替えプログラムを読み出せなかったため、 プログラムを実行できなかった。
 
○データ記録装置の電源ユニットの故障
・データ記録装置の電源ユニットを予備品と交換した。
○系の自動切替
・データ記録装置が機能喪失した場合でも、放射線管理用計算機の系が自動で切り替わるよう、固定ディスクの入出力エラーを検知すれば、強制的に主系計算機を停止させ、従系計算機が主系へ切り替わるようシステムの変更を実施する。

 
 
2 県としては、伊方発電所に職員を派遣し、四国電力の報告内容等について確認しています。