[異常時通報連絡の公表文(様式1−2)]
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
(平成20年3月分)
 
20.4.10
原子力安全対策推進監
(内線2352)
 
1 平成20年3月に、安全協定に基づき四国電力(株)から県へ通報連絡があった異
 常は次のとおりですので、お知らせします。
県の
公表
区分

異常事項
 
通報
連絡
年月日

概        要
 
管理
区域
該当
国へ

報告

備考
 









 
湿分分離加熱器ドレンタンクB水面計のガラス損傷
(1号機)





 
20.3.6








 
通常運転中、湿分分離加熱器ドレンタンクB付近において火災報知器が発信したため、現地を確認したところ、蒸気がもれていることを運転員が確認した。湿分分離加熱器ドレンB系統を隔離し、蒸気を停止し、調査したところ、ドレンタンクB水面計のガラスが損傷していることを確認した。このため、当該水面計のガラス部分とパッキンを新品に取替え、復旧した。また、水面計本体や配管などは健全であることを確認した。環境への放射能の影響はなかった。








 
×








 
今回
公表







 














 
充てんラインベント配管からの蒸気漏えい
(2号機)











 
20.3.16













 
定期検査中、原子炉格納容器内のベント配管付近から蒸気が漏えいしていることを保修員が確認した。調査の結果、再生熱交換器出口のベント弁の下流配管の溶接部付近からの漏えいであることを確認した。当該ベント弁を増し締めして、漏えい停止を確認した。当該ベント弁にシートリークはなく、弁の閉止機能に異常はない。当該ベント弁の下流配管を新品のものと取り替えて、復旧した。格納容器内放射線モニタ等の指示に変化はなく、格納容器排気筒からの排気もなかった。なお、漏えいした蒸気は、格納容器内で回収され、廃液処理装置で処理された。(漏えい推定量は最大で6.6リットル、放射能量4.9×104ベクレル)環境への放射能の影響はなかった。また、漏えいした蒸気による保修員の被ばくはなかった。













 
×













 
速報済













 










 
制御用空気圧縮機1Aの異常
(1号機)








 
20.3.20









 
通常運転中、制御用空気圧縮機1Aの負荷運転と無負荷運転を切替える制御に異常を確認した。調査の結果、制御用空気圧縮機1Aの制御回路に設置されている負荷運転と無負荷運転を切替えるための電磁弁に不具合が確認されたことから、当該電磁弁を新品に取り替え、運転状態を確認し、復旧した。制御用空気圧縮機1A停止中は、1B(予備機)が自動起動したため、制御弁等への制御用空気供給に問題はなかった。プラント運転への影響および環境への放射能の影響はなかった。









 
×









 
今回
公表








 


















 
余熱除去系統B系統の異常
(2号機)
















 
20.3.21
















 
調整運転中、停止している余熱除去系統B系統の圧力が、通常約0.4MPaであるところ、約0.7 MPaとわずかに上昇しているため、調査したところ、当該系統に接続している原子炉補機冷却水系統からの漏れ込みの可能性があることが確認された。(余熱除去冷却器及び余熱除去ポンプのメカニカルシール部の冷却用として、原子炉補機冷却水(圧力約0.7MPa)が用いられている。)
余熱除去系統B系統を隔離して調査した結果、余熱除去B系統の圧力上昇の原因は、原子炉補機冷却水系統からの漏れこみではなく、余熱除去B系統入口と1次冷却材系統との間の電動弁の閉止状態が不完全であることが原因と確認された。当該電動弁の増し締めを行ったところ、余熱除去B系統の圧力上昇が止まった。その後、圧力変化のないことを確認し、通常状態に復旧した。3月21日から23日の間、余熱除去系(低圧注入系)1系統を隔離したことから、原子炉施設保安規定で定める運転上の制限を逸脱した。環境への放射能の影響はなかった。

















 
×
















 
速報済

















 









 
エタノールアミン排水処理装置ガス吸収塔ベント配管からの水漏れ
(1、2、3号機共用設備)




 
20.3.26








 
エタノールアミン排水処理装置のガス吸収塔ベント配管(塩ビ管)のつなぎ目付近から少量の水が漏れているのを運転員が確認した。調査の結果、排水処理時に発生するガスのベント配管に、傷が2箇所(貫通した約9cmの傷、貫通していない約5cmの傷)確認されたため、その2箇所を補修し、漏えいのないことを確認し、通常状態に復旧した。当該配管から漏れた水はすべて総合排水処理装置に回収し処理した。プラント運転への影響及び環境への放射能の影響はなかった。








 
×








 
今回
公表







 
 
2 外部への放射能漏れや周辺環境放射線への影響はないものでした。