[異常時通報連絡の公表文(様式1−2)]
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
(平成20年4月分)
 
20.5.12
原子力安全対策推進監
(内線2352)
 
1 平成20年4月に、安全協定に基づき四国電力(株)から県へ通報連絡があった異
 常は次のとおりですので、お知らせします。
県の
公表
区分

異常事項
 
通報
連絡
年月日

概        要
 
管理
区域
該当
国へ

報告

備考
 






 
格納容器外周コンクリート壁の主給水配管貫通部の配管支持構造物を冷却する装置からの水漏れ
(2号機)


 
20.4.7





 
調整運転中の伊方2号機で、主蒸気管室2B内にある主給水配管壁貫通部の配管支持構造物を冷却する装置付近からわずかな水漏れがあることを保修員が確認した。調査の結果、冷却装置の冷却水(原子炉補機冷却水系)が漏れており、当該冷却水の隔離により、水漏れは停止した。冷却水隔離後も、壁貫通部のコンクリート温度は、約23〜40℃で推移しており、夏期における気温の上昇を考慮しても警報設定値65℃を下回ると見込まれる。当該貫通部コンクリート温度の制限値は90℃であり、コンクリートの健全性に問題はない。今後、当該箇所のコンクリート温度の監視を継続するとともに、次回定期検査時に詳細について調査する。本事象によるプラント運転及び環境への放射能の影響はなかった。





 
×





 
今回
公表




 





 
雑固体焼却設備の排ガスブロア軸受部の損傷
(1、2、3号機共用設備)

 
20.4.8




 
焼却炉設備の排ガスブロアの故障を保修員が確認した。当該排ガスブロアは運転中に振動が通常より若干大きくなったため、念のため、焼却炉の運転を見合わせ詳細な振動分析等の点検を実施していた。更に、原因調査のため分解して目視点検を実施した結果、排ガスブロアに2箇所ある軸受の金属内表面のモータ側軸受下部に最大約3cm程度、軸端側の軸受下部に最大約1.5cm程度の傷が認められた。今後引き続き、詳細点検を行い調査する。本事象によるプラント運転及び環境への放射能の影響はなかった。

×

速報済







 
湿分分離加熱器1Aの蒸気噴出口の割れ
(1号機)


 
20.4.30


 
定期点検中の伊方1号機で、2号機の前回定検時の対策として、湿分分離加熱器の総点検を進めていたところ、湿分分離加熱器1A海側の蒸気入口から3番目の蒸気噴出口溶接部に割れを確認した。当該蒸気噴出口溶接部の割れは、複数箇所にそれぞれ約5cm〜7cm。1号機には4台(A、B、C、D)の湿分分離加熱器があり、1台の湿分分離加熱器に20個の蒸気噴出口があるが、目視点検の結果、他の79個の蒸気噴出口には異常はなかった。また、天板と仕切板の溶接部については、割れは確認されなかった。運転中、音響監視装置を設置するなどの監視強化を行っていたが、異音等の異常はなかった。
その後、当該蒸気噴出口については、原因調査のため工場に搬出した。
また、他の79個の蒸気噴出口の溶接部の浸透探傷検査などを行ったところ、新たに、湿分分離加熱器1Aの1個(海側の蒸気入口から4番目の蒸気噴出口に2箇所)、1B・1Cの各1個(共に山側の蒸気入口から3番目の蒸気噴出口で1Bに2箇所、1Cに1箇所)の合計3個の蒸気噴出口に5箇所の割れがあることを確認した。この3個の蒸気噴出口についても、原因調査のため工場に搬出した。
今後引き続き、湿分分離加熱器の溶接部の総点検を実施する。
2号機の湿分分離加熱器については、異音等の異常はない。また、2号機の当該部位については、前回定検の総点検時に目視にて割れのないこと等を確認している。
本事象による環境への放射能の影響はなかった。



 
×


 
速報済


 
             
2 外部への放射能漏れや周辺環境放射線への影響はないものでした。