[異常時通報連絡の公表文(様式1−2)]
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
(平成22年1月分)
 
22.2.10
原子力安全対策推進監
(内線2352)
 
1 平成22年1月に、安全協定に基づき四国電力(株)から県へ通報連絡があった異常は次のとおりですので、お知らせします。
県の
公表
区分

異常事項
 
通報
連絡
年月日

概        要
 
管理
区域
該当
国へ

報告

備考
 

海水淡水化装置塩酸注入系統からの塩酸の漏えい
(3号機)
22.1.3
通常運転中の3号機において、海水淡水化装置の塩酸の漏えいを示す信号が発信したため、運転員が現場を調査したところ、海水淡水化装置Bの塩酸注入系統の弁から塩酸が床面に漏えいしていることを確認した。
海水淡水化装置Bを停止し、当該弁を隔離して、漏えいは停止した。
調査の結果、弁本体とダイヤフラムの間にわずかな隙間ができ、4本ある取り付けボルトのうち1
本のボルト穴を通じて塩酸が漏えいしたものと推定。
このため、ダイヤフラムとボルトを取り替えた後、漏えいのないことを確認し、通常状態に復旧した。
環境への放射能の影響はなかった。

×
今回
公表

岸壁クレーン軸受け部からの油漏れ
(1,2,3号機 共用設備
22.1.8
荷揚岸壁に設置している岸壁クレーンにおいて、クレーンの基礎部にある軸受付近の電源箱下部に少量の油漏れがあることを保修員が確認した。
漏れた油は直径1m程度で地面にたまっており、海には流出していない。
その後、漏えいした油を拭き取るとともに、油の漏えい防止の応急措置を実施した。
今後、油の漏えいがないことを定期的に確認するとともに、当該部の詳細点検を行う。
環境への放射能の影響はなかった。

×
今回
公表

ほう酸濃縮液ポンプのドレン配管接続部からの水漏れ
(3号機)
22.1.10 定期検査中の伊方3号機において、原子炉補助建屋4階ほう酸濃縮液タンク室内で液体が漏えいしていることを運転員が発見した。
ほう酸濃縮液ポンプを隔離し、漏えいは停止した。漏えい量は約1リットル(放射能量約560ベクレル)で全量紙ウエスで回収した。
調査の結果、ほう酸濃縮液ポンプのドレン配管のフランジ部からの漏えいと確認した。
フランジ部本体に異常はなく、フランジ部の合わせ面にわずかな隙間があったため、ガスケットを取り替えて、漏えいのないことを確認し、通常状態に復旧した。
作業員の被ばく及び環境への放射能の影響はなかった。

×
速報済

低圧タービンの内部部品の固定ボルト廻り止めピンの欠損
(3号機)
22.1.13
定期検査中の3号機において、低圧タービンの開放点検を実施していたところ、入口蒸気の流れを分配する部品を固定するボルトの廻り止めピンが欠損していることを保修員が確認した。
当該割りピンは、低圧タービン1基あたり2つあり、第1低圧タービンは2本とも欠損、第2低圧タービンは2本のうち1本が欠損していた。
その後、第1低圧タービンの2本は摩耗減肉分以外はすべて回収、第2低圧タービンの1本は約7割回収した。
未回収部分はタービン羽根等との接触により細分化され、定期検査時等の系統水の排水によって系統外に排出されたものと考えているが、万一、未回収部分が系統内に留まっていたとしても、タービンの下流機器への影響がないことを確認している。
第1、第2低圧タービン羽根等については、外観目視点検及び割りピンとの接触跡の浸透探傷検査を実施し、異常のないことを確認した。
当該部の廻り止めについては、取り付け時のガタ等による摩耗、折損を防止するため、 割りピンからテーパ形状のピンに変更した。
環境への放射能の影響はなかった。
 

×
今回
公表
 
2 外部への放射能漏れや周辺環境放射線への影響はないものでした。