[原因と対策の報告の公表文(様式2)]
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策の報告について(平成21年5月分)
 
21.7.10
原子力安全対策推進監
(内線2352)
 
1 四国電力(株)から、平成21年5月に発生した2件の異常に係る原因と対策の報告がありましたので、お知らせします。
 
[報告書の概要]
県の
公表
区分

異常事項
 
発 生

年月日

推定原因等
 

対     策
 

環境モニタリング盤の伝送装置の異常
(1、2、3号機共用設備)

 
21.5.17
 
当該伝送装置の一部であるアナログ出力モジュールを調査した結果、駆動用電源回路の一部に異常が認められた。
アナログ出力の電圧は駆動用電源電圧を基に生成しており、駆動用電源回路の動作不良により、一過性のアナログ出力不良が発生し、中央制御室の放射線管理用計算機システム端末の高レンジ線量率が表示できなかったものと推定される。
(1)当該アナログ出力モジュールを予備品に取り替えた。
(2)今後も、アナログ出力モジュールの予備品を保有する。
 

 
送電線の電力変換器の異常
(1、2号機)
 
21.5.21
 
調査の結果、電源基板の構成部品(トランジスタ)の端子部に余分なハンダが付着していることを確認した。
製造時に付着した余分なハンダが、電力変換器の連続使用による温度上昇により膨張・接触し、トランジスタの端子間が短絡状態となったため、出力信号の異常が発生し、電力変換器が異常な電力値を指示したものと推定される。
本異常は電力変換器の工場製作に起因する故障であり、他の電力変換器は現在まで正常に稼働している。
(1)当該電力変換器を新品に取り替えた。
(2)今後も、定期的に電力変換器の指示確認を実施する。

 
※平成20年12月24日に発生した「伊方3号機低圧給水加熱器加熱用抽気の温度計の異常」については、次回定期検査時に詳細を調査することとしています。
 
2 県としては、伊方発電所に職員を派遣し、対策が適切に実施されていることを確認しています。