[原因と対策の報告の公表文(様式2)]
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策の報告について(平成21年9月分)
 
21.11.10
原子力安全対策推進監
(内線2352)
 
1 四国電力(株)から、平成21年9月に発生した1件の異常に係る原因と対策の報告がありましたので、お知らせします。
 
[報告書の概要]
県の
公表
区分

異常事項
 
発 生

年月日

推定原因等
 

対     策
 

モニタリングステーションじんあいモニタの異常
(1、2、3号機共用設備)
21.9.18 連続ろ紙式ダストサンプラの集塵部内部を確認したところ、ろ紙駆動ローラの軸折損により、ろ紙送りが正常にできなくなっていることを確認した。
ろ紙駆動ローラの上部ベアリングが、空気中の水分等による経年劣化でグリス抜けを起こし、ろ紙駆動ローラ軸上部が固着したことによって、軸下部からの回転力によりねじれ応力がかかり、軸の中でも最も細い箇所に応力が集中し、軸が延性破壊(折損)したものと推定。
これにより、ろ紙送りが正常にできなくなり、ろ紙がサンプル空気(じんあい)で目詰まりを起こし、試料採取ポンプ入口圧力が低下し、連続ろ紙式ダストサンプラに「圧力異常」の信号が発信したものと推定。
(1)当該ろ紙駆動ローラ軸及びベアリング(上部・下部)を新品に取り替えた。
(2)ろ紙駆動ローラ以外で使用しているベアリング(5箇所計10個)について、念のため、次回定期点検(平成22年3月〜4月実施予定)で取り替える。
(3)定期点検内容に、ろ紙駆動ローラ等のベアリング使用部品がスムーズに回転することの確認及びグリス漏れの有無を確認する手順を追加する。

平成20年12月24日に発生した「伊方3号機低圧給水加熱器加熱用抽気の温度計の異常」及び平成21年8月16日に発生した「伊方1号機2次系補機冷却用海水配管からの海水漏えい」については、次回定期検査時に詳細を調査することとしています。また、7月10日に発生した「伊方1号機タービン動補助給水ポンプ駆動蒸気ドレン弁からの蒸気漏れ」については、現在調査中ですので、原因と対策の報告後、公表します
 
2 県としては、伊方発電所に職員を派遣し、対策が適切に実施されていることを確認しています。