[原因と対策の報告の公表文(様式2)]
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策の報告について(平成21年7月分)
 
21.12.10
原子力安全対策推進監
(内線2352)
 
1 四国電力(株)から、平成21年7月に発生した1件の異常に係る原因と対策の報告がありましたので、お知らせします。
 
[報告書の概要]
県の
公表
区分

異常事項
 
発 生

年月日

推定原因等
 

対     策
 

タービン動補助給水ポンプ駆動蒸気ドレン弁からの蒸気漏れ
(1号機)
21.7.10
当該弁は、ドレントラップ下流側に設置されており、湿分を含む蒸気が流入する環境下であった。
弁の分解点検の結果、弁箱の内面が全域にわたり減肉しており、特に弁箱下流側上部壁面の貫通穴周辺部及び弁座下部には著しい減肉が認められた。
当該部は、蒸気流の方向変化が大きく、蒸気中に含まれる湿分が付着しやすいため、水膜が形成される。
蒸気流により水膜に流れが生じると、弁箱の母材表面を保護する酸化被膜の溶解反応が加速されるため、腐食減肉が進展して弁箱上部壁面にて貫通に至ったものと推定。
(1)当該弁を耐食性に優れたステンレス製弁に取替えた。
(2)ドレントラップ下流側に設置されている弁のうち、弁箱の材質が炭素鋼である弁については、今後計画的にステンレス製弁に取り替える。
※平成20年12月24日に発生した「伊方3号機低圧給水加熱器加熱用抽気の温度計の異常」、平成21年 8月16日に発生した「伊方1号機2次系補機冷却用海水配管からの海水漏えい」及び9月25日に発生した「伊方3号機復水器からの海水の混入」については、次回定期検査時に詳細を調査することとしています。 
 
2 県としては、伊方発電所に職員を派遣し、対策が適切に実施されていることを確認しています。