[原因と対策の報告の公表文(様式2)]
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策の報告について(平成22年2月分)
 
22.4.12
原子力安全対策推進監
(内線2352)
 
1 四国電力(株)から、平成22年2月までに発生した1件の異常に係る原因と対策の報告がありましたので、お知らせします。
 
[報告書の概要]
県の
公表
区分

異常事項
 
発 生

年月日

推定原因等
 

対     策
 

制御棒位置指示装置の異常
(2号機)
22.2.5
中央制御室にある制御棒位置指示装置で制御棒を操作していないのに制御棒バンクAの1本の指示に低下が確認された。
調査の結果、原子炉熱出力、出力領域中性子束、一次冷却材平均温度及び発電機出力の各パラメータに有意な変動が見られないことから、実際には制御棒は動作していないことが確認された。
制御棒位置指示装置内で指示の変動につながる部位を抽出し、検出器電源、検出器、ケーブル等の各部位ごとに原因調査を実施した結果、信号検出回路カードに出力電圧の一時的な低下が確認され、過去にも同種の故障を経験していることから、今回の原因は、信号検出回路カードの一時的な不具合により出力電圧が低下し、制御棒位置の指示が一時的に低下したものと推定。
(1)当該信号検出回路カードを予備品と取り替えた。
(2)運転監視により制御棒位置の指示及びステップカウンタ表示(制御棒動作指令値)を1時間に1回監視・記録していることから早期の発見が可能であり、速やかに対応できるように、今後とも信号検出回路カードを予備品として常備する。
(3)次回第22回定検(平成22年8月頃)において、過去に不具合のあった部位などの機械的な動作部品がなく信頼性の高い信号検出回路カードに全数取り替える。
 
※平成21年8月16日に発生した「伊方1号機2次系補機冷却用海水配管からの海水漏えい」及び同年11月20日に発生した「伊方1号機蒸気発生器熱出力の変動による運転上の制限の逸脱」については、次回定期検査時に詳細を調査することとしています。
 平成22年1月8日に発生した「伊方発電所岸壁クレーン軸受部からの油漏れ」については、現在調査中ですので、原因と対策の報告後、公表します。
 
2 県としては、伊方発電所に職員を派遣し、対策が適切に実施されていることを確認しています。