[異常時通報連絡の公表文(様式1-2)]
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
(平成24年3月分)
 
24.4.10
原子力安全対策推進監
(内線2352)
 
1 平成24年3月に、安全協定に基づき四国電力(株)から県へ通報連絡があった異常は次のとおりですので、お知らせします。
県の
公表
区分

異常事項
 
通報
連絡
年月日

概        要
 
管理
区域
該当
国へ

報告

備考
 
海水ポンプ潤滑水逆止弁の折損
(2,3号機)
24.3.9 定期検査中の伊方2号機において、海水ポンプ2C,2Dを点検中のところ、保修員が海水ポンプ潤滑水タンク水供給逆止弁2Dの弁棒が細くなっており、弁体が脱落していることを確認した。
調査の結果、弁棒が腐食して折損していることを確認した。また、停止中の海水ポンプ2C系統も調査した結果、同様に逆止弁の弁棒が腐食して折損していることを確認した。
折損した弁棒の一部が弁箱内に確認できないことから、2C,2D逆止弁の下流にある配管内部及び海水ポンプ2C,2Dの軸受等の目視点検を実施し、現時点では異物や機器の異常等は認められなかったが、引き続き調査することとする。
折損した弁棒については、準備ができ次第、腐食に強い材質のものに変更し、弁一式交換することとする。
当該弁については、前回定期検査で取り替えを行っていることから、2号機の海水ポンプA,B系統及び1,3号機の海水ポンプ系統を含め、同様に取替えを行った箇所についても、今後調査することとする。
その後、同様に取替えを行った箇所について調査をしていたところ、3号機の海水ポンプ軸受潤滑水ライン逆止弁3Bの弁体が弁箱内に脱落し、ナット、座金及び割りピンが見当たらないことを確認した。
これまで海水ポンプの運転に異常はなく、本事象による環境への影響はない。
× 今回
公表
セメント固化装置脱水機の異常
(3号機)
24.3.21 定期検査中の伊方3号機において、試運転中のセメント固化装置の異常を示す信号が発信し、当該装置の脱水機が自動停止した。
分解点検を行ったところ、脱水機の減速機内の潤滑油が少量しかなく、内部機構の一部が固着していることを確認した。
その後、固着していた部品を新品に交換し、脱水機の試運転を実施した結果、異常が認められなかったことから、通常状態に復旧した。
なお、当該装置は、プラントから発生した放射性液体廃棄物をセメントと混ぜ、ドラム缶に詰めて固化する装置であり、プラントの安全に影響を与えるものではなく、異常発生時は試運転中であり、放射性液体廃棄物は処理していなかった。
今後、引き続き詳細を調査する。
本事象による環境への影響はない。
× 速報済
放水口水モニタの上昇
(1,2号機)
24.3.23 定期検査中の伊方1,2号機において、放水口水モニタの指示値が上昇し、中央制御室に「10分平均注意」を示す信号が発信した。
以下の調査結果より降雨による自然変動と判断した。
○信号発信時、発電所からの放射性液体廃棄物の放出はなく、また、放水口につながるモニタ指示にも異常は認められていない。
○放水口海水を採取し、手分析した結果、人工放射性核種は検出されなかった。
○発電所では他の異常事象は発生していない。
○信号発信時、発電所周辺は雨が降っており、野外モニタも同様に上昇している。
本事象による環境への影響はない。
県としては、四国電力の調査結果及び過去の同様の事例等から、降雨による自然放射線の上昇による影響と確認した。
× 今回
公表
 


2 外部への放射能漏れや周辺環境放射線への影響はないものでした。