[原因と対策の報告の公表文(様式2)]
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策の報告について(平成24年1月分)
 
24.5.10
原子力安全対策推進監
(内線2352)
 
1 四国電力(株)から、平成24年1月に発生した1件の異常に係る原因と対策の報告がありましたので、お知らせします。
 
[報告書の概要]
県の
公表
区分

異常事項
 
発 生

年月日

推定原因等
 

対     策
 
排気筒ガスモニタの一時停止
(2号機)
24.1.27 定期検査中の伊方2号機において、所内母線の一部の停電により補助建家排気筒ガスモニタによる監視が数分間停止した。
調査した結果、当該モニタの監視停止期間は6分間であり、その間において放射性希ガスの放出は行っていないこと、当該モニタの停止前後の指示値に変化がないこと及び野外モニタの指示値にも異常がなかったことから、環境への影響はない。
なお、停電に伴い停止した使用済燃料ピットポンプ2A等の機器については、所内低圧母線復電後、系統のパラメータや現地確認により異常のないことを確認し、正常に復旧していることを確認した。
本事象は、安全防護系シーケンス盤A故障警報の発報後の警報復帰手続きが予定外の操作手順であったため、明確に定めたものがなく、保修員と現地保修員の連絡はシーケンスを使った電話による口頭で行われ、更に現地保修員には早期に警報を復帰させたいというあせりが生じ、警報復帰操作手順が正確に伝わらなかったことから、保修員が検討した警報復帰操作が行われず、受電中の連絡しゃ断器のインターロックが動作し停電したと推定。
本事象によるプラントへの影響及び周辺環境への放射能の影響はなかった。
(1)予定外の操作手順を含む作業を実施する場合は、隔離操作票や作業手順書に操作内容を記載し、系統管理課長もしくは当直長に了解を得ることについて、マニュアルを改訂し、明記した。
(2)関係者間の意思疎通を図る等のワンポイントレッスンを作成した。
(3)上記の内容を所員に周知した。
※平成23年8月18日に発生した「伊方2号機1次冷却材モニタの異常」、平成24年1月5日に発生した「伊方2号機湧水放出配管からの水漏れ」、平成24年2月29日に発生した「伊方発電所雑固体焼却設備排気筒じんあいモニタの異常」、平成24年3月9日に発生した「伊方2、3号機海水ポンプ潤滑水逆止弁の折損」及び平成24年3月21日に発生した「伊方3号機セメント固化装置脱水機の異常」については、現在、四国電力㈱において調査中のため、原因と対策の報告書を受理後、公表します。
 
2 県としては、伊方発電所に職員を派遣し、対策が適切に実施されていることを確認しています。