[原因と対策の報告の公表文(様式2)]
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策の報告について(平成24年2月分)
 
24.10.10
原子力安全対策推進監
(内線2352)
 
1 四国電力(株)から、平成24年2月に発生した1件の異常に係る原因と対策の報告がありましたので、お知らせします。
 
[報告書の概要]
県の
公表
区分

異常事項
 
発 生

年月日

推定原因等
 

対     策
 

雑固体焼却設備排気筒じんあいモニタの異常
(共用)

24.2.29 停止中の伊方発電所雑固体焼却設備において、排気筒じんあいモニタの不調を示す信号が発信した。
調査した結果、当該モニタ検出部のじんあい捕集用ろ紙がずれたため、ろ紙切れ検出センサが動作し、現地盤に「ろ紙切れ」を示す信号が発信したことを確認した。
模擬試験を実施したところ、ろ紙供給側スプールを緩め、ろ紙が弛んだ状態でろ紙送りを行うと、ろ紙上端の変形、巻取りろ紙の段差が発生し、再現が確認された。
本事象は、検知センサの検知幅がろ紙ずれ幅寸法に対して裕度が少ない設備のもとで、ろ紙供給側スプールにおいて供給側ろ紙が弛んでろ紙ずれが生じたことにより、ろ紙切れは発生していないにも係わらず、この状態で「ろ紙切れ」を示す信号の発信に至ったものと推定。
本事象によるプラントへの影響及び周辺環境への影響はなかった。

(1)当該モニタおよび同型式のものを使用しているろ紙切れ検知センサを、ろ紙のずれ幅寸法に対してより確実な検知が行える構造(検知センサをろ紙の上下に設置)のものに取替を実施する。
(2)ろ紙供給側スプールにおいて、供給側ろ紙が弛み、ろ紙ずれの要因となる可能性のあるろ紙押さえナット部及びパーマトルク部について、管理を徹底するため作業要領書を改訂する。
(3)改訂された要領書に基づき、日常保修点検(1ヶ月点検、6ヶ月点検)及び定期点検を実施し、健全性を確認する。
平成24年5月11日に発生した「伊方2号機復水脱塩装置からの塩酸の漏えい」、平成24年7月13日に発生した「伊方3号機格納容器再循環ファンの異常」及び平成24年8月31日に発生した「伊方発電所火災感知器の異常」については、現在、四国電力㈱において調査中のため、原因と対策の報告書を受理後、公表します。
 
2 県としては、伊方発電所に職員を派遣し、対策が適切に実施されていることを確認しています。