[原因と対策の報告の公表文(様式2)]
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策の報告について(平成27年6月分他)
 
27.11.10
原子力安全対策推進監
(内線2352)
 
1 四国電力(株)から、平成27年6月他に発生した異常に係る原因と対策の報告がありましたので、お知らせします。
 
[報告書の概要]
県の
公表
区分

異常事項
 
発 生

年月日

推定原因等
 

対     策
 

コンテナ式ホールボディカウンタの発電機用燃料タンクからの油の漏えい
(共用設備)
27.6.23 伊方発電所の高台(84m)に保管しているコンテナ式ホールボディカウンタの下部に油が漏えいしていることを確認した。
調査の結果、発電機用燃料タンクと給油口配管を接続する耐油ホースの接続部から燃料油(軽油)が漏えいしたことを確認した。
また、漏えいの原因は、発電機運転時の振動等により当該接続部のホースバンドが徐々に緩んで隙間が生じ、燃料油が漏えいしたものと推定した。
本事象によるプラントへの影響および周辺環境への放射能の影響はなかった。
(1)発電機用燃料タンクを新品に交換するとともに、耐油ホースによる接続を、フレキシブル配管のフランジによる接続に変更した。
(2)点検時に発電機用燃料タンクからの油の漏えいがないことを確認するとともに、必要に応じてフランジの増し締めを行う。

補助ボイラ建屋二酸化炭素消火設備制御盤の不具合
(3号機)
27.7.27 伊方発電所第3号機の補助ボイラ建屋二酸化炭素消火設備制御盤の異常を示す信号(地絡信号)が発信した。
当該制御盤の制御回路の調査の結果、リレーバリアの内部回路で地絡が発生していると判断した。
地絡の原因は、リレーバリアの経年劣化およびサージ(電源の開放、投入を行った際に発生する瞬間的な高電圧)によるものと推定した。
本事象によるプラントへの影響および周辺環境への放射能の影響はなかった。
(1)リレーバリアの取替えを行った。
(2)補助ボイラ燃料タンクの地下埋設タンクへの切り換えに伴い、リレーバリアを含む補助ボイラ燃料タンクまわりの既存設備は不要となるため撤去する。
※平成27年8月22日に発生した「伊方2号機所内変圧器の火災感知器の不具合」、平成27年9月15日に発生した「伊方2号機海水ポンプ出口配管への次亜塩素酸ソーダ注入配管のフランジ部からの次亜塩素酸ソーダの漏えい」、平成27年10月5日に発生した「伊方3号機硫酸第一鉄溶解タンクまわりの溢水」及び平成27年10月20日に発生した「伊方1,2号機純水装置における塩酸移送ポンプの不具合」については、現在、四国電力㈱において調査中であり、「伊方原子力発電所異常時通報連絡公表要領」に基づき、原因と対策の報告書を受理後、来月以降に公表します。
 
2 県としては、伊方発電所に職員を派遣し、対策が適切に実施されていることを確認しています。