[原因と対策の報告の公表文(様式2)]
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策の報告について(平成27年8月分)
 
27.12.10
原子力安全対策推進監
(内線2352)
 
1 四国電力(株)から、平成27年8月に発生した異常に係る原因と対策の報告がありましたので、お知らせします。
 
[報告書の概要]
県の
公表
区分

異常事項
 
発 生

年月日

推定原因等
 

対     策
 

所内変圧器の火災感知器の不具合
(2号機)
27.8.22 伊方発電所第2号機の所内変圧器の火災発生を示す信号が発信し水噴霧消火装置が作動したことから直ちに現地確認を行い、火災のないことを確認した。
調査の結果、所内変圧器周辺に設置している変圧器消火装置の火災感知器のうち1個が、外筒先端部の腐食(孔食)が進展して貫通に至り、内部が腐食し、動作状態になっていたことを確認した。
貫通に至った原因は、火災感知器を耐食性に優れたステンレス鋼製とし年1回の水洗により腐食の低減を図る運用としたものの、塩分が付着しやすい環境での約10 年間の使用により、腐食が進展して貫通に至ったものと推定した。
本事象によるプラントへの影響および周辺環境への放射能の影響はなかった。
(1)不具合の発生した火災感知器の取替えを行った。
(2)同様の火災感知器については約10 年以上使用していることから、順次、取替えを実施する。
(3)今後、8年の使用期間を目安に定期的に取替を行う。
(4)今後も引き続き年1回の火災感知器の水洗を実施するとともに、万一の不具合時には速やかに取替えができるよう継続して予備品を常備する。
※平成27年9月15日に発生した「伊方2号機海水ポンプ出口配管への次亜塩素酸ソーダ注入配管のフランジ部からの次亜塩素酸ソーダの漏えい」、平成27年10月5日に発生した「伊方3号機硫酸第一鉄溶解タンクまわりの溢水」及び平成27年10月20日に発生した「伊方1,2号機純水装置における塩酸移送ポンプの不具合」については、現在、四国電力㈱において調査中であり、「伊方原子力発電所異常時通報連絡公表要領」に基づき、原因と対策の報告書を受理後、来月以降に公表します。
 
2 県としては、伊方発電所に職員を派遣し、対策が適切に実施されていることを確認しています。