[原因と対策の報告の公表文(様式2)]
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策の報告について(平成27年12月分)
 
28.3.10
原子力安全対策推進監
(内線2352)
 
1 四国電力(株)から、平成27年12月に発生した異常に係る原因と対策の報告がありましたので、お知らせします。
 
[報告書の概要]
県の
公表
区分

異常事項
 
発 生

年月日

推定原因等
 

対     策
 

海水系統配管からの海水の漏えい
(1号機)
27.12.15 伊方発電所1号機の中央制御室においてタービン建屋内排水槽の水位高を示す信号が発信し、現地を確認したところ点検中の海水系統配管の開放部から海水が漏えいしていることを確認した。
調査の結果、原子炉補機の冷却用海水の水張り中に、2次系補機の冷却用海水系統との隔離のため閉止していた電動弁から冷却用海水が漏えいし、点検中の2次系補機の冷却用海水配管の開放部から漏えいしたことを確認した。
電動弁を点検した結果、弁が全閉の状態で実際には微開状態であることを確認した。
また、弁そのものには異常は確認されず設定どおりに動作していることを確認した。
このことから、直近の点検作業において弁に接続する配管の取外し・取付作業により弁座(ゴム製のシートリング)の取付状態が微妙に変化して微小な隙間が生じ、水張り時に漏えいに至ったものと推定した。
(1)当該弁については、手動により全閉位置を確認し、全閉位置でリミットスイッチが動作するように調整を実施した。
(2)当該弁および類似弁(計6台) については、弁分解点検または接続配管の取外し・取付作業を行った場合は、全て、リミットスイッチの調整を実施することとし、標準作業要領書を改訂する。
(3)当該弁および類似弁(計6台) については、隔離弁として使用する際は、電動による閉操作後、念のため手動による増締めを行う運用とし「系統の隔離・復旧作業マニュアル」を改訂する。
※平成28年1月8日に発生した「伊方3号機放水ピット内残留塩素濃度の上昇」については、現在、四国電力㈱において調査中であり、「伊方原子力発電所異常時通報連絡公表要領」に基づき、原因と対策の報告書を受理後、来月以降に公表します。
 
2 県としては、伊方発電所に職員を派遣し、対策が適切に実施されていることを確認しています。