[原因と対策の報告の公表文(様式2)]
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策の報告について(平成28年6月分)
 
28.10.11
原子力安全対策推進監
(内線2352)
 
1 四国電力(株)から、平成28年6月に発生した異常に係る原因と対策の報告がありましたので、お知らせします。
 
[報告書の概要]
県の
公表
区分

異常事項
 
発 生

年月日

推定原因等
 

対     策
 

九町越守衛所他の火災受信機盤の不具合 28.6.20 伊方発電所の九町越守衛所において、火災受信機盤の交流電源の異常を示す信号が発信した。
調査の結果、火災受信機盤内のヒューズ切れを確認し取り替えたところ、火災受信機盤の異常を確認した。また、火災受信機盤間の信号ケーブルにも異常を確認した。
詳細調査の結果、火災受信機盤内の基板の部品が故障していることを確認した。
本事象発生時は、伊方発電所近辺で落雷が多発しており、火災受信機盤に接続している屋外信号配線から雷サージが侵入し、基板の部品の仕様を超える大きな電流や高い電圧が印加され、故障したものと推定した。
なお、信号ケーブルには故障はなく、経由している警備用設備の伝送装置に不具合があることを確認した。
(1)異常を確認した火災受信機盤を取り替え、正常に動作することを確認した。
(2)信号ケーブルについては、火災受信機異常信号ケーブルに切替することで、今後同様な不具合が発生しても、火災受信機盤を取替することで、速やかに復旧できることとした。
(3)これまでと同様に定期的な点検(法定点検)を実施するとともに、速やかな復旧を行うため、火災受信機盤の予備品を常備する。万一異常が発生した場合には、早期復旧に向け、関係会社やメーカと連携を図り予備品に取り替えするとともに、復旧までの間は、監視カメラやパトロールによる監視を強化し、火災がないことを確認する。
※平成28年8月26日に発生した「純水装置建屋内の排水配管のフランジ部からの排水の漏えい」、平成28年8月31日に発生した「余熱除去冷却器2A出口配管ベント弁の下流側配管の液体浸透探傷検査による指示確認」及び平成28年9月26日に発生した「制御用空気圧縮機3Aの配管フランジからの空気漏れ」については、現在、四国電力㈱において調査中であり、「伊方原子力発電所異常時通報連絡公表要領」に基づき、原因と対策の報告書を受理後、来月以降に公表します。
 
2 県としては、伊方発電所に職員を派遣し、対策が適切に実施されていることを確認しています。