愛媛県プルサーマル公開討論会

質疑応答

【質問者14】
 松山の質問者14と申します。質問というか意見を言う前に内山先生にお知らせしておきます。先程グリーンピースの創始者のパトリック・ムーア氏とおっしゃいましたけれども、彼は今グリーンピースからはお尋ね者扱いで、全然グリーンピースとは正反対の生き方をしている方ですので、今後そのような言いようはなさらないようにお願いします。
 それから中村コーディネーターに申し上げたいのですが、先程Bブロックから核燃料サイクル交付金のことで県にお尋ねしたいという貴重な質問だったと思うのですがそれを封鎖されたのは遺憾なことだと思います。これは県が主催している討論会です。どうして県の人が一言も答えられないのでしょうか。
 私はそれで加戸知事にお尋ねしたいと思います。核燃料サイクル交付金というのは、このプルサーマルを愛媛県が受け入れた場合に最大で60億円県にお金が入るという交付金です。受け入れを今年度中にという制限がありまして、開始までに10億円、それから5年間10億円ずつ入って60億円というわけです。もうその争いではないかというような議論が伊方町と八幡浜市の議会では発言がされています。新聞を見ておりましたら、どれくらい自分のところには交付金が来るのかというような話をしています。私はその60億円で私達県民の命を引き換えにして欲しくないと思っています。安全を前提にとか、それから医療費の保障はあるのかと議会では言われていますけれども、放射能災害に医療の方法は何もありません。JCOの事故でもそれははっきりしました。何の皆さんの入っている私的な保険も下りません。国の補償もある程度しかなされないというのは、いろいろな地震の被害を見てもご存知だと思います。


【コーディネーター(中村)】
 はい。おまとめください。

【質問者14】
 はい。私はそんなふうに県民が安全を前提にお願いしますとかいうような幻想を抱くのはおかしいと思うのです。この交付金は危険手当です。何があってもごめんなさいねというお金です。それでも私達はこのプルサーマルを受け入れなければならないのでしょうか。私達は便利な生活とかお金が欲しいのではありません。安全で安心して暮らしていける愛媛県であって欲しいと。そして知事にもそういうふうな考えでいて欲しいと思っております。ぜひ、知事のお考えを聞かせていただきたいと思います。

【コーディネーター(中村)】
 基本的にコーディネーターに対するご批判でもあるんですが、今日お引き受けいたしました背景では、主催者である県がここで意見を述べるといことはなしという形を前提にした討論会ということで私はお引き受けをして来てまいりました。ですから皆さんのお気持ちは分かります。今日主催者で知事あいさつしたのに何で一言、言えないんだと。これはこの場ではなくて、県議会なり知事さんの記者会見なり、他の場でたくさん皆さんが直接皆さんがお聞きする場があると思います。今日はこのテーマでやるということで、私もパネリストの皆さんも集まってまいりました。あるいは知事はお答えになる意思がおありかもしれませんけれども、私の役割としては今日ここで知事にお答えくださいということは申し上げることはできませんので、それはあしからずご了承をいただきたいと思います。
 時間も大分過ぎてまいりましたけどDブロックの方からもう少しご意見をお伺いしたいと思います。
 男性だと思いますけど明るいグレーのポロシャツでしょうか。長袖をお召しじゃないかなと思いますけど今手を上げられた方。
 今の方のお隣よりの方。
 いいです。手をお下げになりましたので。じゃあ・・・。
 あなたです。私が最初に指名したのはあなたです。次に今のブルーの方にしますので。すいません。ちょっと見にくくて申し訳ないです。よろしくお願いします。



HOME





開催概要
プログラム
コーディネーター・
パネリストのご紹介
HOME

参加者のコメント・討論内容


■概略説明
概略説明


■パネルディスカッション
(各自意見)
内山 洋司
工藤 和彦

小林 圭二

舘野 淳
西尾 漠
山名 元

■パネルディスカッション
討論

■質疑応答
質問者1
質問者2
質問者3
質問者4
質問者5
質問者6
質問者7
質問者8
質問者9
質問者10
質問者11
質問者12
質問者13
質問者14
質問者15
質問者16
質問者17




愛媛県プルサーマル公開討論会