[放射線について]
・通常環境に存在する放射線は、大地や大気中に含まれる自然の放射性物質からの放射線や、宇宙線などの自然放射線です。人間は平均して年間約2.4ミリシーベルトの自然放射線を受けていますが、その内、宇宙線が約0.38ミリシーベルト、大地からが約0.46ミリシーベルト、食物から約0.24ミリシーベルト、空気中のラドンからが約1.3ミリシーベルトとなっています。大地からの放射線量は、その場所の地質によって差があります。
・医療用や産業用としても人工の放射線が利用されており、例えば胸のX線集団検診1回では、約0.05ミリシーベルト、胃のX線集団検診1回では、約0.6ミリシーベルトの放射線を受けます。
・環境放射線の測定値は、通常グレイ(Gy)で表されますが、一般的にこれに0.8を乗じて人への影響を表すシーベルト(Sv)に換算されます。例えば、50ナノグレイ毎時(ナノは10億分の1を示す)の測定局付近に1年間いた場合には、0.35ミリシーベルト(ミリは千分の1を示す)の放射線を受けることになります。