平成13年度(2001年度) 伊方原子力発電所からの異常通報連絡伊方3号機 1次冷却系サンプリング系統の手動弁からの漏えい

一覧に戻る
通報連絡日時:2001年5月23日17時05分
県の公表区分A

伊方発電所から通報連絡のあった異常について

異常の区分

管理区域該当:内 国への報告:なし 備考:今回発表

異常の内容

5月23日17時05分、四国電力株式会社から、次のとおり伊方発電所の異常に係る通報連絡がありました。

  1. 定期検査中の伊方3号機で、1次冷却系統の耐圧漏えい検査において、サンプリング系統の手動弁の1台ににじみが確認された。
  2. 今後、圧力を降下させて点検、調査することとする。
  3. 本事象による環境への放射能の影響はない。

その後、四国電力から、

  • 漏えいは、圧力降下に伴い、18時30分に停止した。
  • 漏えいは、弁箱と弁蓋の接合部から発生しており、漏えい放射能量は、約5,000ベクレルである。
  • 従業員の計画外の被ばくはないとの報告がありました。

原因及び復旧状況

本日15時15分、四国電力からその後の調査結果等について、次のとおり通報連絡がありました。

  1. 調査の結果、フランジとガスケット(シール材)のすき間に、にじみがあることを確認した。
  2. 当該弁を分解点検した結果、弁本体等に異常は認められなかったことから、弁組立時の何らかの原因でガスケットのシール性能が低下したため、にじみが発生したものと推定される。
  3. 念のため、ガスケットを、アスベスト製からシール性に優れたグラフォイル製に取り替えて復旧し、本日13時40分、一次冷却系統の漏えい検査時に異常のないことを確認した。

県としては、八幡浜中央保健所職員が、漏えい検査結果等を確認するとともに、今後実施される国の検査結果についても確認することとしています。

本件は、弁本体部に異常がなかったこと及び漏えい放射能量が少量であったことから、国への法律・通達に基づく報告対象には該当しないことを、原子力安全・保安院に確認しています。

伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について

推定原因等

弁分解点検時に、ガスケットのシール性能が低下したもので、その要因としては、フランジ上部を先行して締め付けたことによる片締めが考えられる。

また、漏えい量は、最大2.5cc、放射能量は5,000ベクレルと推定されるが、全て拭き取り回収された。

対策

  • ガスケットをシール性に優れたグラフォイル製に取替え、復旧済。
  • 同型弁のフランジ締め付け時には、面間寸法の測定、記録を実施するよう作業要領書に明記済。
  • 高温・高圧系統について、個別検討のうえ、グラフォイル製への移行を推進。

県の公表

GET Adobe Acrobat Reader
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、
Adobe Acrobat Readerが必要です。
Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、
バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
異常通報連絡 メニュー
ページの先頭へ