平成27年度(2015年度) 伊方原子力発電所からの異常通報連絡伊方3号機補助ボイラ建屋二酸化炭素消火設備制御盤の不具合

一覧に戻る
通報連絡日時:2015年7月27日23時25分
県の公表区分C

伊方発電所から通報連絡のあった異常について

異常の区分

管理区域該当:外 国への報告:なし 備考:今回発表

概要

伊方3号機の補助ボイラ室において、補助ボイラ建屋二酸化炭素消火設備制御盤についての作業終了に伴い復旧操作を行ったところ、同制御盤に異常を示す信号が発信した。
信号をリセットできず、復旧の見通しが立たないことから異常と判断した。

詳細については調査中である。

本事象による環境への影響はない。

その後、仮設(代替)の制御盤を設置した。

伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について

推定原因等

伊方発電所第3号機の補助ボイラ建屋二酸化炭素消火設備制御盤の異常を示す信号(地絡信号)が発信した。

当該制御盤の制御回路の調査の結果、リレーバリアの内部回路で地絡が発生していると判断した。
地絡の原因は、リレーバリアの経年劣化およびサージ(電源の開放、投入を行った際に発生する瞬間的な高電圧)によるものと推定した。

本事象によるプラントへの影響および周辺環境への放射能の影響はなかった。

対策

  1. リレーバリアの取替えを行った。
  2. 補助ボイラ燃料タンクの地下埋設タンクへの切り換えに伴い、リレーバリアを含む補助ボイラ燃料タンクまわりの既存設備は不要となるため撤去する。

県の公表

GET Adobe Acrobat Reader
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、
Adobe Acrobat Readerが必要です。
Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、
バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
異常通報連絡 メニュー
ページの先頭へ