平成30年度(2018年度) 伊方原子力発電所からの異常通報連絡伊方3号機洗濯設備内乾燥機の配管からの水漏れ

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通報連絡日時:2019年2月4日15時40分
県の公表区分B

伊方発電所から通報連絡のあった異常について

異常の区分

管理区域該当:内 国への報告:なし 備考:今回発表

異常の内容

2月4日(月曜日)15時40分、四国電力株式会社から、伊方発電所の異常に係る通報連絡がありました。その概要は、次のとおりです。

  1. 伊方発電所3号機は通常運転中のところ、洗濯設備のうち、乾燥機に使用する補助蒸気を供給している配管の保温部より、水漏れがあることを15時08分運転員が確認した。
  2. 今後詳細を調査する。
  3. 本事象によるプラントへの影響及び周辺環境への放射能の影響はない。

その後の状況等

2月4日(月曜日)18時24分、四国電力株式会社から、その後の状況等について、次のとおり連絡がありました。

  1. 当該補助蒸気系統を隔離し、2月4日(月曜日)16時10分漏えい停止を確認した。
  2. 当該配管は、補助蒸気の復水配管であり、保温材を取り外して確認したところ、配管表面に微小な穴が開いていることを確認した。
  3. 漏えいした水に放射能は含まれていない。
  4. 今後、当該配管の復旧作業を実施するとともに、詳細を調査する。

復旧状況等

4月5日(金曜日)10時3分、四国電力株式会社から、復旧状況等について、次のとおり連絡がありました。

  1. 調査の結果、微小な穴が開いていた配管の上流に設置しているスチームトラップの故障により高温の蒸気がスチームトラップの下流に流れ、それにより当該配管が減肉したことが原因であると確認されたため、スチームトラップの部品交換および当該配管の取替を実施し、補助蒸気を通気して漏えいのないことを確認し、4月5日(金曜日)9時55分、通常状態へ復旧した。
  2. 引き続き原因を詳細調査する。

伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について

推定原因等

伊方発電所3号機は通常運転中のところ、洗濯設備のうち、乾燥機に使用する補助蒸気の復水が流れる配管の保温部より、水漏れがあることを運転員が確認した。このため、当該補助蒸気系統を隔離し、保温材を取り外して確認したところ、配管表面に微小な穴が開いており、そこから漏えいしていることを確認した。

その後の調査の結果、微小な穴が開いていた配管(以下、「当該配管」)の上流に設置している補助蒸気供給配管側のスチームトラップ(以下、「当該スチームトラップ」)の弁体を支えている軸ピンが折損し、弁体が閉まらない状態となっていることを確認した。また、当該配管が減肉したことで貫通に至ったことを確認した。

漏えいの原因は、動作回数の多い当該スチームトラップの弁体を支えている軸ピンが、弁体の開閉に伴う摩耗により折損し弁体が閉まらなくなったことにより、本来復水が流れる配管に高温の蒸気が流れたため、合流後の下流側配管内において蒸気と乾燥機内で生じる復水が混合した状態となり、減肉しやすい環境が形成され、配管の貫通に至ったものと推定した。

対策

  1. 弁体を支えている軸ピンが折損していたスチームトラップ3個の内部部品すべての取替えおよび当該配管の取替えを実施した。
  2. 次回点検時(令和2年6月実施予定)に、軸ピンのあるスチームトラップ6台の分解点検を行い、弁体を支えている軸ピンの摩耗状況を確認する。確認結果から分解点検する頻度を定めて点検計画に反映する。なお、点検計画に反映するまでの間は、乾燥機の使用前に復水配管の温度測定を実施し、復水配管に蒸気が流れていないことを確認する。

県の公表

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