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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 令和4年度(2022年度)
- 伊方3号機 特定重大事故等対処施設の計装設備の不具合
- 通報連絡日時:2022年7月7日11時32分
- 県の公表区分B
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:内 国への報告:なし 備考:今回発表
異常の内容
7月7日(木曜日)11時32分、四国電力株式会社から、伊方発電所の異常に係る通報連絡がありました。その概要は、次のとおりです。
- 伊方発電所3号機は通常運転中、特定重大事故等対処施設の計装設備を点検していたところ、7月7日(木曜日)11時22分頃、複数の計装設備のうち一部について、部品(消耗品)が組み込まれていないことを保修員が確認した。
- 今後、詳細を調査する。
- 本事象による環境への放射能の影響はない。
復旧状況等
7月7日(木曜日)18時16分に、四国電力株式会社から、その後の状況等について、次のとおり連絡がありました。
- その後、当該計装設備に部品を正規に組み込み、正常に機能することを確認の上、7月7日(木曜日)16時01分、復旧した。
- 引き続き、同種の他の計装設備についても、点検したところ、7月7日(木曜日)18時05分、第1報にてお知らせした計装設備と同様に、部品が組み込まれていないことを確認した。
- このため、特定重大事故等対処施設の供用を開始した時(令和3年10月5日)から、第1報にてお知らせした計装設備を正常な状態に復旧した時(令和4年7月7日16時01分)までの間、同種の計装設備がすべて事故時に動作不能となる可能性があったため、保安規定に定める運転上の制限を満足していなかったものと判断した。
- なお、現時点では、第1報にてお知らせした計装設備を正常な状態に復旧済みであるため、運転上の制限を満足しており、プラントへの影響はない。
そして、7月8日(金曜日)13時10分に、四国電力株式会社から、その後の状況等について、次のとおり連絡がありました。
- その後、同種の他の計装設備に部品を正規に組み込み、正常に機能することを確認の上、検査等を行い、7月8日(金曜日)13時01分、通常状態に復旧した。
- 今後、詳細を調査する。
- 本事象によるプラントへの影響及び環境への放射能の影響はない。
県では、原子力センターの職員を伊方発電所に派遣し、現場の状況等を確認しています。