伊方発電所から通報連絡のあった異常について

異常の区分

異常の内容

2月26日(月曜日)15時52分、四国電力株式会社から、伊方発電所の異常に係る通報連絡がありました。その概要は、次のとおりです。

1. 2月26日15時24分頃、伊方発電所において以下のとおり地震を感知した。
   • 1号機：30ガル（水平）・8ガル（垂直）
   • 2号機：28ガル（水平）・10ガル（垂直）
   • 3号機：22ガル（水平）・7ガル（垂直）
2. 伊方発電所3号機は、運転を継続している。
3. なお、念のため、設備の巡視点検を実施しており、その結果については後ほどお知らせする。
4. この地震による環境への放射能の影響はない。

県としては、原子力センター職員が伊方発電所に立ち入り、現場の状況を確認しております。
また、環境放射線テレメータ装置により、周辺環境放射線等に異常のないことを確認しました。

（参考）周辺の県設置震度計計測値（水平方向最大加速度）
　　　　・伊方町湊浦　43.9ガル（震度4）
　　　　・伊方町三机　49.9ガル（震度3）

その後の状況等

2月26日(月曜日)18時11分、四国電力株式会社から、その後の状況等について、次のとおり連絡がありました。

1. 地震に関して実施した設備の巡視点検の結果について、以下のとおりお知らせする。
   ・巡視点検日時：令和6年2月26日 15:36～17:51
   ・対象設備　　：伊方発電所1、2、3号機設備
   ・点検者　　　：発電当直員、保修員、放射線管理員
   ・点検結果　　：異常なし

県としては、原子力センター職員が伊方発電所に立ち入り、現場の状況を確認しております。
また、環境放射線テレメータ装置により、周辺環境放射線等に異常のないことを確認しました。

（参考）深部地震計観測記録（水平方向最大加速度）
　　　　　　・GL-5m 28ガル
　　　　　　・GL-160m 20ガル
　　　　　　・GL-500m 16ガル
　　　　　　・GL-2000m 26ガル

県の公表