伊方発電所から通報連絡のあった異常について

異常の区分

異常の内容

7月30日(水曜日)10時38分、四国電力株式会社から、伊方発電所の異常に係る通報連絡がありました。その概要は、次のとおりです。

1. 伊方発電所3号機は通常運転中のところ、特定重大事故等対処施設の一部の電源設備において、定期運転時に採取する運転データが過去実績と比べ差異があることから、継続監視及び調査をしていたが、保修員が詳細な点検が必要と判断した。
2. 当該電源設備の運転データは、管理値内で推移しており、運転状態に問題がないことを確認している。
3. 今後、詳細を調査する。
4. 本事象において、プラントへの影響及び環境への放射能の影響はない。

異常の原因及び復旧状況

四国電力株式会社から、その後の状況等について、次のとおり連絡がありました。

• 第2報：8月7日(木曜日)14時27分
1. 特定重大事故等対処施設の一部の電源設備について詳細な点検を実施し、必要な部品を取り替えた。
2. その後、確認運転を実施し、運転状態に問題がなく、運転データが過去実績と比べ差異がないことを確認したことから、通常状態に復旧した。
3. 今後、詳細を調査する。

県では、原子力センターの職員を伊方発電所に派遣し、現場の状況等を確認しています。

県の公表