四国電力から5月13日(火曜日)に県へ報告があった、東京電力の不正問題を踏まえた総点検結果の最終報告について、本日、県原子力安全対策推進監等職員6名(伊方町職員2名を含む)が伊方発電所に立ち入り、四国電力の点検記録の確認及び同社原子力点検評価委員会の事務局である考査室からの聴取等により、調査を行いました。また、調査に当たっては、伊方原子力発電所環境安全管理委員会技術専門部会長に立会を頂きました。

その結果は、別添のとおりであり、前回中間報告以降、今回新たに報告のあった平成14年度の日常点検及び異常報告に関して、点検記録の改ざんや県への異常報告漏れはないことを確認しました。

「伊方発電所の安全確保活動全般に係る総点検実施報告書(平成15年5月13日 四国電力株式会社)」に係る立入確認結果

1 立入確認実施日時

平成15年5月15日(木曜日)13時40分～15時45分

2 調査者

愛媛県県民環境部環境局原子力安全対策推進監、環境政策課係長、係員 3名
愛媛県八幡浜中央保健所環境保全課係長 1名
伊方町町長公室長、係長 2名

3 立会者

伊方原子力発電所環境安全管理委員会技術専門部会 濱本部会長

4 立入確認結果

平成15年3月14日付け中間報告以降、今回新たに報告のあった、平成14年度の日常点検及び異常報告に関する調査結果について、日常点検の点検記録に不正はなく、また、安全協定に基づく異常報告漏れはないことを確認した。(詳細は下表のとおり)

また、社内規定の一層の明確化として報告のあった「伊方発電所品質保証要領」の改正を確認した。

参考

• 伊方発電所の安全確保活動全般に係る総点検実施報告書(最終報告)