平成22年度(2010年度) 伊方原子力発電所からの異常通報連絡伊方3号機主変圧器火災警報装置の誤発信

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通報連絡日時:2010年8月5日18時10分
県の公表区分C

伊方発電所から通報連絡のあった異常について

異常の区分

管理区域該当:外 国への報告:なし 備考:今回発表

概要

通常運転中の伊方3号機において、主変圧器火災警報が発信し、水噴霧消火装置が作動した。
現場に火災の痕跡がなく主変圧器の油温度にも上昇の傾向が見られないことから、火災は発生しておらず主変圧器火災警報が誤発信したと当直長が判断し、その旨連絡責任者が消防署に連絡した。
その後、消防署の現地確認の結果、「火災でない」と判断された。

調査の結果、主変圧器に設置している感知器20個のうち、1個に不具合があり誤動作を起こしたことから、水噴霧消火装置が作動したことを確認した。
このため、これを予備品と取り替えた後、感知器の動作試験を行い正常に動作することを確認し、通常状態に復旧した。
この間、監視人等により監視を行い、主変圧器廻りに問題はなかった。

今後、詳細を調査する。

本事象によるプラントへの影響及び環境への放射能の影響はない。

伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について

推定原因等

通常運転中の伊方3号機において、主変圧器火災警報が発信し、水噴霧消火装置が作動した。
消防署の現地確認の結果、「火災ではない」と判断された。

調査の結果、主変圧器周辺に設置している感知器20個のうち、1個に不具合があり誤作動を起こしたことから水噴霧消火装置が作動したことを確認した。

本事象は、海からの塩分の付着により腐食が発生・進行し、貫通に至り、この貫通部より火災感知器内部へ塩分を含んだ湿分が浸入したことにより内部で腐食が発生し、腐食生成物により接点が閉路・誤動作したものと推定。
復旧までの間、監視人等により監視を行い、主変圧器廻りに異常のないことを確認した。

本事象によるプラントへの影響及び周辺環境への放射能の影響はなかった。

対策

  1. 当該火災感知器を新品に取り替えた。
  2. 塩分付着による腐食防止のため、1~3号機変圧器消火装置の定期点検時に合わせて年1回程度、火災感知器(合計132台)の水洗を実施するよう作業要領書を改正する。
  3. 火災感知器誤作動の未然防止を図るため、定期点検時の火災感知器外観点検の着眼点として「発錆が確認された場合は、その状況によっては、腐食により感知器が誤作動する恐れがあるので、詳細点検又は取り替えを行う。」旨、作業要領書を改正する。
  4. 当該以外の3号機変圧器に設置されている火災感知器については、本事象を踏まえ、本年8月末の点検において動作確認により健全性確認を行った。また、1,2号機変圧器に設置されている火災感知器については、準備ができ次第動作確認を実施するとともに、1~3号機の変圧器消火装置用火災感知器の水洗及び外観点検についても、準備ができ次第実施する。

県の公表

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