令和元年度(2019年度) 伊方原子力発電所からの異常通報連絡伊方3号機廃棄物処理室(セメント固化装置)排気ファンの停止

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通報連絡日時:2019年10月22日19時59分
県の公表区分B

伊方発電所から通報連絡のあった異常について

異常の区分

管理区域該当:内 国への報告:なし 備考:今回発表

異常の内容

10月22日(火曜日)19時59分、四国電力株式会社から、伊方発電所の異常に係る通報連絡がありました。その概要は、次のとおりです。

  1. 10月22日19時02分頃、廃棄物処理室排気ファンが2台運転のところ、1台停止し、1台運転となっていることを運転員が確認した。
  2. 原因は今後調査する。
  3. 本事象による環境への放射能の影響はない。

その後の状況等

10月23日(水曜日)12時22分、四国電力株式会社から、その後の状況等について、次のとおり連絡がありました。

  1. 現地調査を実施した結果、セメント固化装置の電源装置の不具合により、廃棄物処理室排気ファンに加え、廃棄物処理室給気ファンも2台運転のところ、1台が停止し、1台運転になっていることを確認した。
  2. その後、電源装置を常用側から予備(後備)側に切換え、廃棄物処理室排気ファンおよび廃棄物処理室給気ファンの運転を再開し、それぞれ2台運転にした。
  3. 今後、詳細を調査する。

復旧状況等

11月27日(水曜日)10時10分、四国電力株式会社から、復旧状況等について、次のとおり連絡がありました。

  1. 点検の結果、電源装置内の基板の不具合により電源装置から電圧が出力されてないことを確認した。このため、廃棄物処理室排気ファンの停止に至ったものと推定した。
  2. その後、不具合のあった基板を交換して電源装置から正常に電圧が出力されていることを確認後、電源装置を予備(後備)側から常用側に切換え、運転に異常の無いことを確認し、本日10時00分、通常状態へ復旧した。
  3. 引き続き、原因について詳細調査する。

伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について

推定原因等

伊方発電所3号機原子炉補助建屋3階(管理区域内)のセメント固化装置において、廃棄物処理室排気ファンが通常2台運転のところ、1台運転になっていることを確認した。
廃棄物処理室排気ファンの計装用電源である電源装置(常用)の無停電電源装置において、バイパス給電とインバータ給電の切替えを繰り返し、バイパス給電に切替わる直前に「インバータ過負荷」となっていた運転履歴を確認した。
当該無停電電源装置の無負荷運転をしたところ、これらの給電の切替えを繰り返す事象を確認した。また、「インバータ過負荷」となった時点で、回路に流れる電流の波形の異常を確認した。
このため、当該無停電電源装置の通電確認を行い、各回路の出力を確認した結果、「インバータ用ドライブ基板」の一部で正常な波形が出ない事象を確認した。

調査結果から廃棄物処理室排気ファンの停止は、当該無停電電源装置内の「インバータ用ドライブ基板」の電子回路の偶発的な不具合により、インバータ給電とバイパス給電を繰り返したため出力電圧が変動したことで、制御装置リレーボード内でファンを停止する誤信号が発信したことが原因と推定した。

対策

  1. 不具合が確認された「インバータ用ドライブ基板」を新品に取替えて復旧した。
  2. 不具合が確認された「インバータ用ドライブ基板」と同様の電子回路を有する「整流器用ドライブ基板」を新品に取替えた。
  3. 伊方発電所にある同型式の無停電電源装置について追加点検を実施し、異常のないことを確認した。

県の公表

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