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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 令和4年度(2022年度)
- 伊方3号機 ルースパーツモニタ装置の異常信号の発信
- 通報連絡日時:2023年1月24日5時07分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし
異常の内容
1月24日(火曜日)5時43分、四国電力株式会社から、伊方発電所の異常に係る通報連絡がありました。その概要は、次のとおりです。
- 伊方発電所3号機は通常運転中のところ、中央制御室に「ルースパーツモニタ装置(※)」の異常を示す信号が発信した。
- 詳細を調査中である。
- 本事象によるプラントへの影響及び環境への放射能の影響はない。
異常の原因及び復旧状況
1月24日(火曜日)9時10分、四国電力株式会社から、その後の状況等について、次のとおり連絡がありました。
- 調査の結果、ルースパーツモニタ盤内の解析装置に不具合が発生し、ルースパーツモニタ装置の機能が停止していることを確認した。
- その後、ルースパーツモニタ盤内の装置を再起動し、ルースパーツモニタ装置の機能に異常がないことを確認して、通常状態に復旧した。
- なお、復旧時点において、1次冷却材系統内のルースパーツによる異常な振動は検知していない。
- 引き続き詳細を調査する。
※ルースパーツモニタ装置
1次冷却材系統内にルースパーツ(機器や装置の部品が脱落したもの)が発生した場合、1次冷却材系統を構成する配管内壁等に衝突する際の振動を検知する装置。
今回の事象はルースパーツモニタ盤内の解析装置に不具合が生じたものであり、1次冷却材系統内のルースパーツによる異常な振動を検知したものではない。